▼法定合併協議会設置を市民置き去りで議決する
   2月臨時議会への対応など

 「もっとちゃんと説明せよ」・「市民の意見をちゃんと聞け」等々の、多くの市民の声を踏みにじって、両市の自公民与党議員と、市長ら幹部らは2/3両市合併問題協議会で「法定合併協議会設置条例案とその臨時議会への上程―議決」について「多数の意見をもって了承」して、それを2月12日(木)の両市での「2月臨時議会」に上程して、12日の本会議のみで即決していく予定だ。
 こうして法定合併協議会の土台を確定した上で、

@4月末の市議会選挙・会派構成決定

@5月臨時議会での議長ら議会人事決定、5月中の自治連合会など各種団体の総会と人事決定、を経て、

@6月に法定合併協議会の第1回会合を開いて合併手順を推進していく、
というのが合併推進勢力の目論見である。

 実際に「合併特例の期限内(2005年3月末)の合併」をするためには、

@「2004年12月までの大阪府・議会への合併申請」をせねばならず、

 その為には両市で

@「2004年9月議会もしくは10月か11月の臨時議会での合併議決」をしなければならない。

 2003年6月の法定合併協議会のスタートからわずか1年3ヶ月か5ヶ月での「超スピード合併」、ということになるが、任意の両市合併問題協議会での論議が極めて不十分なままで(「資料検討は次回に」、とい言っても実際にはろくな検討なし、深い論議なし、相手市の水道設備負担見込みひとつとっても「内政干渉だ」と言って論議させない、等々) 、しかも「市民の合併熱気ゼロ」(=日本で一番市民熱気のない合併話)のままでの「合併超特急」は、途中でエンスト・脱線の可能性も大きいし、仮に合併しても笑うのは建設利権等を得た者と公明党だけで、大半の市民は「こんなはずじゃなかった!」、となることはほぼ間違いないだろう。

●そういった「市民置き去りの合併」日程の重要な節目になる「2月12日臨時議会」の運営を決めるのは、その1週間前の2月5日(水)の議会運営委員会。
 (会派のみで審議・決定。戸田は傍聴のみで発言申し出すら拒否されるだけ)

●市民がこの2月臨時議会に対して注文をつける意見書や請願を出そうと思ったら、議運前日、即ち2月4日(火)の夕方4時までに議会事務局にそれを提出しなければならない。

●ぜひ市民のみなさんから「市民置き去りの合併はするな。法定合併協議会設置は議決するな」というような意見書や請願を出して欲しいし、2/12本会議への傍聴に来て欲しい。

 門真市が門真市でなくなり、全住民とその将来生活に重大な影響を持つ合併話の重要な節目の臨時議会を傍聴する市民が10人とか20人とかでは、(合併に反対にしろ賛成にしろ)あまりに情けない。
 30数人の傍聴席に座りきれない市民が傍聴に来て当然だと、戸田は考えます。

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