「合併問題議員連絡会」(仮称)への無所属議員参加について、
ご理解を求める申し入れ

  守口市議会  議 長            殿
        守口市議会公明党       殿
        日本共産党守口市会議員団 殿
        改革クラブ            殿
        21・市民会議          殿
        自由民主党議員団       殿
        自由民主党・22         殿

2002年9月25日
                   門真市議会議員 戸田ひさよし(無所属)

1;門真市議会の無所属議員であります私が、守口市議会の皆様に突然このような申し入れをさせていただく事につき、誠に恐縮至極ではありますが、門真市議会での無所属排除の横暴が度はずれて如何ともし難い事情があり、このような緊急の訴えをせざるを得ないことをどうか御斟酌下さいますよう、心よりお願い申し上げます。

2;ご存じの通り、本日9月25日、午後2時から守口プリンスホテルにて、門真守口両市合併問題についての「議員連絡会」(仮称)の初会合が開催され、「忌憚のない意見交換」がなされる運びとなっておりますが、その場に、両市議会唯一の無所属議員たる私も出席させていただくべく会場に足を運びますので、「忌憚のない意見交換をする両市議員の一員」として私を迎えて頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

3;なおその際、誠に遺憾かつ恥ずかしいことながら、門真市の議長らが私の出席に対して、「無所属議員は参加させない」というような理不尽な事を言い立て、私を排除しようとする事態が発生する可能性がありますが、こういう排除攻撃は何の正当性のないものであることをどうかご理解下さい。

4;「議員連絡会」(仮称)については、6月に門真市側から呼びかけがあって守口市側でまず作られたということですが、実は門真市議会に於いては、大本議長がそのことを無所属議員のみならず、会派たる共産党に対してまで秘密にして、つい先頃まで情報すら与えない異常な状態が続いておりました。
  しかも8月に大本議長が守口市議長に対して、「合併に反対している者や政党をはずすこと」(=実質的には戸田と共産党を排除すること)を申し入れる、ということすらあったことを聞き及び、私はさらに衝撃を受けました。 この申し入れは、守口市側の良識ある対応ではねのけらたようですが、「議長」という肩書きの下でこのような特定会派・議員に対する情報閉鎖と排除策動が行なわれてきた門真市議会の状況を放置したままでは、両市議員間の健全な意見交換はなし得ず、市民からの信頼も得られないのではないか、と危惧せざるを得ません。

5;みなさま良くご存じの通り、無所属という単独議員もまた、有権者の付託が表現されたひとつの政治単位であって、これを全市民の現在と将来に関わる合併問題の協議から排除することは、特定の市民層を合併問題の協議から排除するに等しいことであります。 どうか「忌憚のない意見交換の場」を無所属議員に対して閉ざされることのないよう、 皆様のご配慮をお願いいたします。

6;また、本件「議員連絡会」の協議内容は、全ての議員に対して報告されるべきことはもちろん、市民に対しても報告されるべきであり、いやしくも「市民不在の密室協議」との疑念を招かないようにするべきであります。       

以上、よろしくお願い申し上げます。