第2京阪;議会と行政の奮闘で事業者から画期的な文書回答を得る。11/27
                                                    00/12/08 ヒゲ-戸田

 これは久々にうれしい良い話です。今までなかなか文書回答をしようとしなかった道路公団に対して、門真市議会と行政が連携して強く迫り、環境対策や上下水道工事費負担問題について前向きな回答を引き出しました。市議会が要望文書を出して文書回答を迫った、という例はあまりないそうで、その点が先進的であり事業者に対するインパクト効果もあったとのこと。
(門真市議会の総意として確認・要望事項をとりまとめ事業者に伝達しておき、11/27 に議長団が事業者に手渡し、その場で文書回答を受け取った)

 回答文書は戸田HPにおいおい掲載していきますが(本来市のHPに掲載すべきでし ょ!・・HP作業者を増やさないとネ。)その中のポイントは「環境対策も含めて5市平等に扱う」ことを明言させた、ということです。これで門真以外の四条畷・寝屋川・枚方・交野でより前進的な約束が獲得できれば、それが門真市にも自動適用されるわけで、環境意識の高い交野市などの運動成果が反映されていきます。要望の中身については共産党が長年指摘してきたことがだいぶ反映されているという ことだし、大本議長も事業者には「お宅らはコロコロ人事異動があるからキチンと文書にしてくれないとダメだ」などだいぶ強い意見をぶつけてきたということです。

 1990年の都市計画審議会の時は、市民達が市役所の廊下にズラリと座り込みして第2京阪の環境対策を要求したということです。その時の審議会会長・議長だったのが大本氏。市民の熱気が大本議員はじめとした議員達、市の幹部達を突き動かしてきたし、議会・行政もそれに応えようとしてきたひとつの結果がこの回答書でしょう。この間の道路公害訴訟による国の考え・対策の改善状況なども活用した見事な成果として素直に喜びたいと思います。現在南から開催中の地元説明会。最後の北巣本が終わるのは来年夏頃と予測されますが、事業者側に誠実でキチンとした対応を強く求める住民の当然の要求を議会・行政が支援していくことも大事でしょう。