5/12に未来の会が3候補予定者にだした公開質問状はこれ!5/20回答期限で

日時: 2005/05/18 13:28:26 名前: 戸田

http://www.kadoma-shisyokurou.org/mirai/katudou/sityousen-question.html に載ってます。ただ、こんなに多くの項目を僅か8日以内で文書回答せよ、というのは河原林氏以外 の候補予定者にはキツイかもしれません。選挙がらみの回答というのは作成する のに神経を使いますから。
 5/21ルミエールでの河原林陣営集会直前にタイミングを合わせたのでしょうか。
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2005年5月12日

門真市長選挙立候補予定        様

門真の未来とまちづくりを考える市民の会
副代表: 高木末雄

門真市長選挙立候補予定者に対する公開質問状について    

 わたしたち「門真の未来とまちづくりを考える市民の会」(略称「未来の会」)は、 2003年11月13日に結成して以来 、門真の未来や合併・まちづくりについて意見交流や 情報提供を行なうことを通じて市民の意見が市政に反映できるよう活動しています。 昨年において は、守口市との合併の是非を問う住民投票条例制定の直接請求活動をおこない、 住民投票の投票用紙の開示請求をおこなってきました。
 6月19日告示、26日投票で門真市長選挙がおこなわれます。すでに、現職の東潤市長、 園部一成大阪府会議員、「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」から河原林昌 樹氏(未来の会代表)が立候補表明をおこなっています。
 今回の門真市長選挙は、住民投票によって、守口市との合併を断念した門真市が自立した まちづくりをどのように進めていくのかが鋭く問われる重要な選挙です。
 未来の会は、未来の会の団体の性格ー「この会は、門真の未来やまちづくりに関する問 題を討議・研究し、市民に情報を提供し、市民の意見を門真市に反映できるよう活動する」 (規約)−から、未来の会として門真市長選挙において、特定の候補者を支持したりする 運動はしません。
 しかし、門真の未来とまちづくりにとって重要な門真市長選挙は、これまで以上に、市 民に対して門真市政の掲げる課題を選挙の争点として提示し、しっかりとした政策論議を 踏まえて進められるべきだと考え、以下の項目について質問させて頂くこととなりました。
 候補予定活動等、何かとお忙しいこととは存じますが、5月20日までにご回答くださ いますようお願い申し上げます。
 この質問状の回答により、市民が立候補予定者の政策についてより理解を深め、市政へ の関心を高め、市長選挙においてより適切な判断を下すとともに、立候補予定者の方々が、 門真市の現状と未来に対する政策立案と実行の一助とされ、より良い門真市政実現に繋が ることを切に願うものです。

■公 開 質 問 状
1.守口市との合併の是非を問う住民投票について
@ 住民投票の結果について  
 9月19日に実施された「門真市が守口市と合併することの是非を問う住民投票」は、残念ながら投票率が50%を超えなかったため開票しないこととされました。未来の会が実施した出口調査では、9割の方が反対票を入れていることが明らかになっています。  
 住民投票の結果をどう受けとめているのか、その結果を市政にどう生かすのかご見解をお聞かせください。
A 住民投票の投票用紙の開示について  
 未来の会は住民投票の投票用紙の開示を求めましたが、門真市は条例で開票しないと定めているとして、「不公開」としました。また、異議申し立てをしましたが、これも棄却されました。  
 異議申し立てで申したとおり、同条例はすでに失効しており、合併協議会も解散し、開示したからといって合併協議に混乱を招きかねないという当初懸念された弊害が起こる余地はなく、「門真市情報公開条例8条は、開示請求された公文書に不開示情報が記録されている場合であっても、公益上特に必要があると認めるときは、当該公文書を開示できるとして公益上の理由による裁量的開示を認めて」おり、「その開示が地方自治の本旨や財政健全化といった公益上の理由から強く求められる」としています。  
 住民投票の投票用紙の開示について、ご見解をお聞かせください。

2.市政運営について
@ 情報公開と市民参加について  
 市民不在のまま、合併について市民に説明責任を果たさず合併を進めてきたことによって合併が破綻したことを教訓にして、「情報公開と市民参加」を原則にして、市政運営をおこなうことを市政運営の基本にすべきだと考えます。ご見解をお聞かせください。
A 市民団体との関係について  
 市政運営の基本として、市民参加がありますが、わたしども未来の会が懇談や話し合いを市長に申し入れた場合、その機会を設けられるのか否か、市民団体との関係についてご見解をお聞かせください。
B 市政の基本姿勢について  
 行財政運営の基本を「住民の安全・健康・福祉の保持」におき、住民生活優先の福祉・医療・教育・まちづくりの充実と地域経済の民主的振興をすすめることだと考えます。  
 市長に当選した際に取り組まれる最優先施策について具体的に、3点に絞ってお挙げください。
C 住民投票制度について守口市との合併の是非を問う住民投票は直接請求によって条例制定がされました。全国では、広島県広島市・神奈川県大和市・愛知県高浜市などで、大阪でも岸和田市で常設型の住民投票制度を確立しています。  
 常設型の住民投票制度についてご見解をお聞かせください。
D 地方自治の擁護・発展、「三位一体の改革」について地方自治を擁護・発展させるために、それに反する圧力を跳ね返し、住民自治・団体  自治の確立を貫くべきです。また、税財源の移譲がともなわない「三位一体の改革」に反対するとともに地方交付税率の引き上げ、国庫補助金削減にともなう超過負担の解消を国に働きかけることも必要だと考えます。ご見解をお聞かせください。
E 市民要求実現にむけて、全職員参加の庁内体制の確立について  
 全職員の英知を集め、全職員参加の庁内体制を確立することは、市民要求を把握して、 計画的かつ民主的に運営していく上で必要だと考えます。ご見解をお聞かせください。

3.行財政改革について
@ 行財政改革の進め方について  
 門真市では、財政再建を目的にして、5月中旬には「行財政改革推進計画」(素案)を作成、7月中旬には市としての「行財政改革推進計画」を作成し市議会へ提示する一方、緊急の課題については同推進本部で決定・実施もおこなうとしています。しかしながら、行財政改革推進懇話会の公開については委員から忌憚のない意見を出してもらうため非公開とする、計画策定段階での市民への説明、意見聴取については現在のところ考えていないなど「情報公開と市民参加」の点では大きな問題があります。  
 今の門真市の財政状況を市民に明らかにして、多くの市民が参加して将来の門真市のまちづくりプランを策定し、必要な行財政の見直しをし、市民負担についても市民の理解を得ながら進めていくことが重要と考えます。  
 行財政改革推進懇話会の公開、「行財政改革推進計画」の策定段階での市民への説明、意見聴取について、ご見解をお聞かせください。
A 市民負担や行政の行政の民間委託や民営化などについて  
 行財政計画の策定にあたって、福祉や教育、市民生活などの分野で市民負担の増大、行政の民間委託や民営化などが予想されます。市民負担や行政の行政の民間委託や民営化についてのご見解をお聞かせください。  
 また、市民負担や行政の行政の民間委託や民営化を進めるにしても、関係する市民や団体に対して、話し合いや説明会などをおこない、十分な説明責任を果たすことは、最低の条件としておこなわなければならないと考えますが、ご見解をお聞かせください。

4.平和・民主主義について
@ 非核・平和の取り組みについて  
 門真市は非核平和都市宣言を1983年(昭和58年)10月4日に議決していますが、具体的にどのような施策を考えているのかお聞かせください。
A 憲法について  
 過去5年間の議論を経て衆参両院で憲法調査会の最終報告書をまとめました。憲法9条を変えることの是非について、ご見解をお聞かせください。  
B 「日の丸」「君が代」について  
 小中学校での入学式・卒業式での「日の丸」「君が代」の取り扱いについて、新聞などで問題になっていますが、ご見解をお聞かせください。

  ■回答書提出・問い合わせ先
   未来の会連絡先団体  門真生活と健康を守る会 江田まで 〒571-0013 門真市千石東町1-22 TEL 072(884)5663 FAX072(884)5695