★戸田の大方針を公表。市長選不出馬と候補者擁立断念、市議補選候補擁立

日時: 2005/04/28 名前: 戸田  

 諸般の事情や考慮によって遅くなってしまいましたが、門真市長選挙への立ち向かい 方について、戸田の見解を以下に表明いたします。
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A:市民派(革新派)市長による市政刷新の根本認識として
 この門真で革新派市長による市政刷新をするには、当選できた後、旧与党4会派議員(21〜22)の圧倒的多数の議会での敵対妨害(予算等議案否決や市長不信任決議等)をはね返して市政運営を一応安定したレールに乗せるために、議会解散選挙や市長の再選挙等も辞さずに市長・新与党議員・市民の共同による連続的な大闘争を行なうことが必要です。(その大闘争を背景とした「話し合い」によって旧与党の分解を図って  「中立派・是々非々派」を出現させ、議会での「敵対のための敵対」を終わらせる)  
 そういった連続的大闘争ができなければ、「当選直後からの市政混乱の継続」に市民  がヘキエキとしてしまう中で新市長が辞職に追い込まれるだけで、市民の中に政治不  信と無力感を残すだけになってしまうでしょう。  
 従って、鍵となるのは、「当選と当選後の闘い」をひと連なりの「戦役」と認識した市長(候補)・支持議員・支持市民の共闘体制をどうするかです。
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B:市長選挙への不出馬決断
 市長選挙について何人もの方から「戸田が出馬すべきだ・出馬して欲しい」という期 待を寄せられました。戸田自身、市民有志の熱心な協力体制があれば門真を良くするた めに市長になる意欲は以前から公表してきたし、今回戸田の全知全能を使い、各方面の 著名人の応援を得て死力を尽くせば、当選自体は可能性が無くはない、とも思いました。
 が、上記Aの根本認識と以下の諸点から今回の出馬は断念することを2月段階で決め ていました。
1;「戸田の抜けた議会」では市長与党があまりに不足で、市民の声援だけでは議会での旧与党の敵対妨害をはね返すのが困難と言わざるを得ない。  
 (共産党が戸田市長支持でも5人だけ。不支持ならゼロ)
2;戸田以外の市長によるブリッジ共闘でないと共闘(や「中立」)が拡大しない。 
3;戸田以外の確固たる新たな同志を市長に獲得してこそ、闘いが広がる。
4;「連帯労組近畿地本委員長」の立場にもある者として、連帯弾圧問題に対する一定の対応がどうしても必要であり、市長候補としての専念はどうしても無理。  
*厳密に言うならば市長候補として死力を尽くすには「議員」も早くに辞任して(=議員収入ゼロ)市長候補としての活動に専念しないと無理。
*門真市の議員として門真市のことを最大重要事に置くことはもちろんだし、現にそうしているが、連帯弾圧の問題は戸田の身近な労働者仲間の人権問題であるだけでなく、公共工事の改善や地域住民の労働条件の向上につながる連帯労組活動の維持の面からも重要な課題だと考えている。
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C:独自の市長候補擁立の断念  
 以上の判断から、戸田としては東市政を打倒する候補者を擁して闘う方針を立て、 何人かの「自腹を切って活動資金を出す」有志を獲得して話し合いを持ち、議会活動も抱えながら3月〜4月に精一杯の努力をしてきたが、門真市外の人材も含めて残念ながら候補者を得ることができずに時間が過ぎてしまった。  
 また、3/9の第2次弾圧にあるように連帯労組への弾圧継続の可能性が高く、戸田として今後も事態発生に応じての対応に一定の労力を割かざるを得ず、門真市長選での様々な準備・手配・活動に連日は専念しきれない状況が強まった。  
 このような事情から、独自候補者擁立は残念ながら断念せざるを得なくなった。
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D:市議補欠選挙で改革派候補の擁立して必勝を期す!    
 市政刷新には市長の刷新と併せて議会の改革も絶対に必要であるが、今回市長選挙と市議補欠選挙が同時実施されることになったのは、市政刷新にとって非常な幸運である。  
 戸田と共産党5に改革派新人1が加われば、従来の「何でも結託」与党4会派が今回市長選を契機に東支持派・園部支持派(・日和見派)に分かれることと相まって、門真議会で久しくなかった流動化が大きく推進され、議会の透明化・民主化、行政との「緊張感ある関係」が進むことになるからだ。  
 現在、市議補選には東ベッタリ派で市議を辞めて府議選挙出馬し落選した五味氏が市議復活を狙って出馬すると言われているが、こんな人物を市議に通すのではなく、戸田としては、議会で共同会派を組んで議会改革と市政刷新を進めていくために、合併反対に体を張って一緒に頑張った骨のある「保守派の門真市民」、しかも東市政打倒と議会改革・情報公開で一致する人材を、市議補選に断固推薦して必勝を期す。
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E:まずは「絶対に東を通すな!棄権をするな!」を第1に宣伝していく。  
 共産党陣営から河原林弁護士も出馬表明をし、市長選は東・園部・河原林の有力3氏の争いになった。予想される政策からしても住民投票運動の実績や情報公開への取り組み実績からしても、戸田としては河原林氏に賛同するが、現段階で大事なことは、市長選挙があること自体の宣伝をしつつ「東6選」を許すことがどれだけ害悪であるか、門真市民の恥さらしであるかを徹底的に宣伝し、かつ「投票に行け、今度は住民投票の時みたいな棄権をするな!」という宣伝をすることだと思う。  
 と言うのは、これほどの無責任・ケジメ無しの超多選出馬(6期24年め!)であっても、この門真では「東しかない」という惰性やすり寄り・諦めがまだまだ多く、それに「園部では既得権益が取られる、公明党が今よりも幅を効かす」とか「共産党系市長は嫌だ」とかの口コミがあったりして、「結局は東有利」になったり、投げやりで無責任な棄権ムードを広がったりするなどの状況があるからだ。  
 だから戸田としては、まずは「東6選は絶対にさせてはならない、門真市民の恥だ」 「2度と住民投票の時のような棄権をせず、しっかり投票に行って自分達の市長を選ぼう!」と訴えていくことを重点に置いて活動していく。