●厳しく東批判の公明党と音無の大本志政会。市民力で東市長の厚顔6選絶対打倒だ!

日時: 2005/03/28名前: 戸田

 今年度一般会計の予算案と国保事業の特別会計予算案に対して、共産党から吉松議員 が反対討論に立ったのは例年通り。異変はこの後起こった。
 「次は自分の反対討論だ」と戸田が思っていたら、大本議長が指名いたのは公明党の 山本純議員。
 賛成討論なのか、それとも反対討論なのか、公明党が何を言うのか、議場が緊張に包 まれた。
 公明党・山本議員が行なったのは、最後に「市民生活のために予算案に賛成する」と 締めくくったものの、実質は予算案とそれを作成した東市政への厳しい批判演説だった。
 それは十分に東市長支持与党からの決別表明と言って良いものだった。
 いわく、
1;6月に市長選挙を控えているのだから、3月議会に出す予算は当然暫定予算とすべきなのに、出されたものは本予算そのものだ。
2;抜本的な行財政改革への取り組み姿勢が東市長には見られない。
3;合併が不調に終わってしまった責任の所在を求めても答えがない。(戸田からすれば、非民主的手法に終始した公明党の責任はどうなんだよ、市長にばかり責任転嫁するなよ!20年間東市政与党のくせに、と思うが)
4;事業の説明責任、議会や市民への説明責任の果たし方が不十分。
5;あまりに唐突に議会に出した議案が多く、非常に残念。
◎しかし、市民生活のために予算案に賛成する。
 言葉だけ聞けばごもっともな批判ではあるが、5ヶ月前まであれほど仲良く合併推進 してきた間柄であることを考えれば、ある意味「手の平を返すような得手勝手な文句つ け」であって、東市長に忠誠を示す緑風クラブなどからは怒りの声が飛んでもおかしく ないが、そういう文句は他の与党議員は誰も言わず、共産党や戸田は事の成り行きに注 目して聞き耳を立て、結局みんなシーンとしている。
 市長選で公明党との結託がささやかれている大本議長率いる志政会も全く音沙汰なし。
 この公明党議員の「形式賛成・実質反対」討論のあと、戸田が一般会計と国保会計・ 水道事業会計のそれぞれへの反対討論をかまして、当初提出された議案の採決に移った。
 その後、突然出されてきた特別職退職金の大幅削減条例(市長50%・助役40%・教育長・収入役・水道事業管理者は30%減)への戸田質疑と「苦言を呈した賛成討論」、 最後に、4会派が提出した「人権侵害の救済に関する法律の早期制定を求める意見書」 =実質的には政府与党が今国会での成立を狙う、美しい名称とは裏腹な危険を持つ「人 権擁護法」の後押し意見書への共産党と戸田の反対討論と採決その他で、全ての議事は 12:09に終了した。
 そして注目の東市長の閉会のあいさつ。果たせるかな、「所信の一端」として東市長は 「・・・この信念から引き続き市政を担当すべく決意を新たにしたところであります。」 として6選出馬をとうとう表明したのだった。
 20年市政て市を傾けた老人がまだ4年も市長をやろうという、結果責任無視の鉄面 皮!東市長本人にも、その取り巻きにも、本当に呆れたものである。  よその議会なら、こんな厚顔演説に対しては反対派からヤジが飛んでもかしくないが、 門真市議会はなぜかヤジについてはみなおとなしいので、みな無言。
 唯一、市長が席に戻ってから、戸田が「無責任長期市政だな」と聞こえよがしに言う と、質問潰し名人の緑風クラブ・吉水議員が「やかましいわ!」と戸田に怒声を出した。
 これで議会は完全終了。12:14
 その後ちょっと面白いことがあった。
 議員がガヤガヤと退場していき、最後に残った戸田が「東市長が辞めることが一番の 行革だよ。それなしで財政再建なんてありえないね」、などと聞こえよがしに言いながら 書類を片づけていると、なんと東市長が戸田の所にわざわざやって来てひと言。
 「あんた、そんなに私が憎いのかね?」(!)。
 市長ともあろう人が、超長期政権への引退要求をこんな風にしか捉えられないのか、 と、これには戸田の方がビックリして「個人が憎いとかどうとかの問題じゃないですよ」 と言い返しておいた。
 東市長がやってきた理不尽な情報隠しなどには本心から怒りを覚えるが、しかしそれ でも「個人として憎い」という性質のものではない。(言うまでもないが)
 東市長に対して思うのは、改革や刷新というものに対するどうしようもない程の感度 の鈍さ、腰の重さ、気概の薄さであり、結果責任や経営責任というものについてのどう しようもない程の自覚の無さである。
 こういったことについての批判を「個人への憎さ感情」による個人攻撃と捉えてしま うような「了見の狭さ」も、批判点に追加しておくとしよう。
◆こんな東氏をもうこれ以上市長にさせておいてはいけない!
 東市長の6選絶対打倒!刷新派市長の誕生を目指して、やる気のある市民有志と共に戸田は闘っていく。とりあえず「最大の敵」ははっきりしたのだ。