参院比例区は宮崎学(白川新党)で戦闘者を国会に送ろう!
日時: 2001/07/04 6:43:17 名前: ヒゲ-戸田

 当初、参院比例区は社会党と考えていた戸田だが、白川勝彦と宮崎総裁がタッグを組んで国会に乗り込もうという展開になったので、「参院比例区は宮崎学断固支援!」を行なうことにした。
 (新社会党ゴメン!) なぜか?

 それは、昨今の小泉フィーバーの様子を見るにつけ、参院選では「キャラと戦闘力のある戦士」を立てて、小泉・石原の「エセ改革ファシズム路線」粉砕・民衆の連帯と自力自闘を掲げて闘う必要性がますます明白になってきた、と考えるからである。「国民犠牲とタカ派路線の小泉政権反対」をまっとうに唱える社・共勢力が増えることはもちろん大事であるが、これらだけでは「凄みのある戦闘能力」の弱さは覆うべくもない。だから宮崎学・白川勝彦を国会に投入しておかねばならないのである。

宮崎総裁の出馬の意図については「電脳突破党HP」記事
               http://www.toppa.org/2001-7/010703-2.html
宮崎学勝手連HP記事 http://miyazakimanabu.tripod.com/ などを見て欲しい。

 宮崎総裁支持は当然としても、なぜ元自民党のブルジョア政治家・白川をも押すのか?それはその政策の多くが社・共勢力と違うとしても(人権・平和の養護姿勢、国家主義 ・拝外主義反対での共通部分が増加しているが)、反公明党と国民管理の悪法反対の姿勢と戦闘力が強烈だ、という点において「国会にぜひ必要な人材」として評価するからである。

(白川勝彦氏のHPや新党「自由と希望」HPなどを見て欲しい)
http://www.liberal-shirakawa.net/
http://www.liberty-hope.net/    http://www.japanfreedom.org/index.html

 白川氏については、自民党で国家公安委員長当時に制定された盗聴法(通信傍受法)の危険性に後日目覚めて(宮崎総裁らの影響を受けて)、反対・廃案の姿勢に大転換したことについても高く評価しておく。また、早くからHPを作って、国民と真に双方向的な意見交換をしてきたことも評価したい。
 (「最も公明党・創価学会から攻撃を受けてきた国会議員」としての評価は言うまでもない。)

 なお、戸田は白川氏の「政教分離論」には賛同しない。宗教政党があってもいいし、それが政権参加しても構わないと思う。現資本主義体制と異質の社会制度を作ろうとするという意味では「社会主義信奉」も似たようなものだと思うからだ。創価学会・公明党については、現にやっている組織的行為におかしなところが多すぎるからこれに反対するのである。



左翼に根強い「公安強大史観」と清潔・分裂体質を評する。
日時: 2001/07/03 13:44:33 名前: ヒゲ-戸田

 グリコ事件の時、戸田の敬服する老活動家が「あれは権力の謀略事件だ」と信じて疑 わなかったことを思い出す。共産党非合法時代からの活動家で、共産党をやめた後も社会の底辺で鋭い左翼活動を継続して信望の厚かった人だ。その老活動家の「グリコ事件謀略論」の論拠は、

@あれだけの騒ぎを起こして警察に捕まらないのはおかしい。
Aグリコ事件を名目にすさまじいローラー作戦が展開され、警察管理が強化された。
                    ・・・という2点に結局絞られるのだが、戸田の反論としては、

A;@は結局公安警察万能論であり、警察の枠以外で事を起こすことは不可能だという人民無力論で
 あること。たしかに戦前戦後の左翼運動の現実として権力のスパイが革命党の中枢に入り込んで謀
 略事件を起こしたり、権力自らがバクダン事件や殺人事件を起こして左翼に罪をなすりつけた事実は
 あるが、だからといって「捕まらない不可思議な事件は全て権力の謀略」というのは暴論。

B;Aについては、権力が結果として利用したものを、「それが目的で謀略事件を引き起こした」とする
 主客転倒理論であること。権力は事あらば(事がなくても)民衆管理を進めようとするものであって、
 それを目的にこの事件を起こしたと見ることは暴論。

C;何よりも、グリコ事件がもたらしたものは警察権力の無能さの決定的なバクロであり、画歴史的で
 回復不能な威信失墜であり、革命勢力にとってはその点大いに喜びつつ自らのふがいなさを反省
 するべきでありそれを「権力の謀略だ」としか認識できないような想像力の貧困さではますます民
 衆に見放されるだけである。 ・・・・・というものだった。

 残念ながらその老活動家とは意見がすれ違ったまま終わってしまったが、今回の「宮崎学公安騒動」を見ていてその時のことを思い出した。宮崎学のケンカの極意は相手個人を特定して戦闘や情報戦を仕掛けていくことだろうと思うし、その場数の踏みようもタダものではないと思う。それに対して「公安は強大であり接触=取り込まれである」という品行方正な(それ自体は普通の人にとっては正 しい)感覚だけで宮崎学を判断していくのは筋違いだろうと思うものである。
■一言で言えば、「人を見てものを言え」ということに尽きる■

 もひとつ思うのは、「意見や感覚の違いを闘わせた時に右派は総体でパワーアップするのに、左派は相互対立でギスギスして痩せてしまう」という、日本社会の体質の問題である。「清く正しい清貧主義」、及びそれと表裏一体の「建前主義」が強すぎてダイナミックな運動展開ができにくいのだろうか。

ひとつの現れとしては、
A;「盗聴法制定時の国家公安委員長で、元自民党のブルジョア政治家白川を支持するなど
  ケシカラン」、と考えるのか
B;「盗聴法制定時の国家公安委員長で、元自民党のブルジョア政治家白川をして、盗聴法
  反対・個人情報保護法反対陣営に引き寄せ、引き続きその方向で闘わせるのは大きな
  成果である」、と考えるのかの違いでもある。

●戸田はもちろんBだし、それを実現させるのに宮崎学が「余人にはなし得ない活躍」をしたことを高く
 評価する。この凄さを理解できない一部の人達があれこれの情報に振り回されて(主観的には振り
 回して?)右往左往しているのだろう。
  (運動する気もなく、単に有名人ネタで騒ぎたいだけの連中も多いようではあるが。)

●昨年「日本赤軍とばっちり不当捜索」でモロ現実に公安被害を受けただけでなく、今後も左翼として
 議員活動も含めた活動を続ける以上は、公安警察からの(当然自民党・公明党勢力・右翼からも)
 弾圧・妨害と対決しながら生涯を送る戸田としては、宮崎氏の多彩な活動より一層面白く思うだけ
 である。それで腰を引く人は引けばいいし、「人をして語るに任せ」ればいいことであると考える。



■魔界転生の侠、宮崎学を断固支持し一味同心する!■
日時: 2001/07/03 13:39:24 名前: ヒゲ-戸田

 (本文書においては歯切れをよくするために宮崎氏に対して敬称抜きで書く)

 最強タイプの革命家とはある種のアウトロー上がりの革命家である。社会の汚辱に浸り、その社会の裏表も、人間の強さも弱さ醜さもイヤと言うほど見ながら、体を張って己の欲望達成を自己解放として追い求めるアウトローの中のある種の「誇り高き者」が、何かのきっかけで社会の権力システムに闘いを挑むところから最強の革命家が魔界転生する。

 今では偉大な革命家として認知されているマルコムXは、もともとはスラムのチンピラギャングであり、その世界の中でいっぱしの顔になっていったある時に「革命」に目覚め、類い希な能力を発揮していくのである。同時代の「良識派左翼」からも権力からも「あれは所詮ギャング・ハスラー上がりの犯罪者さ」と攻撃されたことは言うまでもない。この時代に「犯罪者上がりだからこそ最強の革命家なのであり、このタイプの革命家がもっと輩出してくるべきなのだ」と喝破したが、日本では平岡正明・竹中労だった。

 ヤクザの家に生まれて不良をやりながらマルクス主義を信じ、本気で革命やろうと共産党に入ってバリバリに活動した学生時代を持つ宮崎学は、その後左翼をやめようとも、その強烈な闘争心と戦闘能力、人々を決起結集させる魅力と能力において、ソ連圏崩壊 ・バブル崩壊の日本社会の中で立ち現れた最強の部類の革命家である、と戸田は確信している。
 同時に被差別の痛みの分かる侠客として、類い希なユーモアと熱血の人として、戸田は宮崎学を尊敬信頼する。だからこそ宮崎学に一味同心し、共に闘っていく。

 「遺言のつもりで書いた」96年の「突破者」出版による「表社会へのデビュー」以降、 97年頃からの「組織犯罪対策法」反対運動ほか様々な反警察運動、よど号赤軍派田中氏のニセドルでっち上げ事件救援活動などを通じて宮崎学は、アウトロー革命家としての新たな発展を遂げた。

◎グリコ森永犯人グループと並んで(重なって?)戦後日本でケイサツ権力を最もコケにしてオチョく
 った男。98%コイツが犯人だ、と言われながらケイサツの追求を振り切ってアカンべーをした超シタ
 タカな痛快児。

◎アメリカ諜報機関がカンボジア・タイ・日本を巻き込んで国際的に行なったニセドルでっち上げ事件
 の粉砕は、宮崎学の存在なくしてはなし得なかった。

◎「組織対策法」に引き続く盗聴法反対・個人情報保護法反対運動、国労支援闘争、各種の選挙闘
 争などなど・・宮崎学は旧来の左翼では決してなし得ない、絶大に面白い闘いの復権と展開に大き
 く寄与した。

 極く簡単にザッと見ただけでもこれだけの戦績を挙げている宮崎学が公安と会おうがどうしようが
戸田からすればそれはキツネとワン公のダマシ合いであって「良い子は決してマネをしてはいけませ
ん」とは言わねばならないが何の不安も不信も覚えない。ましてや95年頃の「何千万円の札束とピス
トルを持って走り回っていたアウトロー1本の時代」の宮崎学については関知しないがそういう生活をし
ていながらも中核派の支援もしていたとすれば(実際していたらしいが)、大したことと言うべきだろう。

 宮崎学のことだから、中核派の金山氏に「お前の電話、公安に教えたったで」と言っているかもしれないし、金山氏と共謀して公安をハメていたのかもしれない。そうでなく「情報を流された」としても、宮崎学から様々な援助を受けていた(らしい)中核派と宮崎学の間で話を付けるしかないことで、しかも本当の真実は決して表に出ることのない部類の話である。 (中核派がどのような公式見解を出そうとも)

 まあ、「唯一正義の左翼」を自称する中核派にとってはかなり具合の悪い不愉快な話だろうから、「自分らはだまされた被害者」というベースに立って、宮崎学が白川新党支援で立候補することを捉えて「階級移行した裏切り者だ」、として宮崎学全否定の態度に出る可能性が高いと思うが、そうすると宮崎学に支援依頼してきたこの間の大衆運動面での矛盾も出てくるだろう。

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 現在宮崎バッシングの元となっている、95年に作成されたとされる「公安情報」を入手バクロしたとする(ただし偽造・改竄の程度については不明だと思う)元公安の野田氏については、公安とバリバリに闘っている点では心から敬意を表するが、同氏の宮崎人物評については全く同意しない。ほとんど誰しも職業による人格形成を受けてしまうもので、言っちゃ悪いが長年公安ポリをやっていれば公安ポリ特有のものの見方に染まってしまうものである。

 本件関連の野田氏の文章を見る限り、同氏は宮崎学の侠意気や志を全く「理会」(竹中労造語)できないお人であるようだ。マルコムXがいくらモスレム革命家として著名になろうとも、アメリカの公安的ポリ公連中が「いやあいつは自分のシノギのために革命家の振りをしているだけさ」と確信を持ち続けたであろうこととそれは同位である。

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 「叩けばホコリが出てくるどころじゃない。ワシは歩くだけでホコリが出るんや。」とは宮崎学自身が語っている。それを承知で宮崎学の戦歴と心意気に惚れて戸田も、多くの仲間も宮崎学と親交を持っているし、それを誇りに思っている。

■従って、戸田は確信を持って宮崎学を断固支持して最後まで一味同心する!■
 この件について文句や意見のある人は今後「自由・論争掲示板」の方へ書き込むように。
 戸田はヒマのある時に必要に応じて意見を述べていく。