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このメルマガは、懲罰記録日本一の鮮烈市民派市議・ヒゲ-戸田が、大阪府門真市 の現場から月3回のペースで皆さんに発信するものです。内容は議会・行政 の実態や戸田の闘いの報告、企画案内、コメント・エッセー、硬軟とり混ぜ種々雑 多。どうぞよろしゅうごひいきを。

4/25に発行された「ヒゲ-戸田メール通信」第1号を全文紹介します。

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旬刊メルマガ;ヒゲ-戸田メール通信 vol.1(2002.4.25)

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       【 第1号の内容 】

  ☆創刊の辞
  ☆今自治体が面白い。同時に、自治体がとっても危機に
  ☆「守口門真合併」はまだ何も決まっていない!ホンマの話はココに・・・
  ☆合併問題、有事法制・憲法問題で市内各所で街頭演説します
  ☆選挙でのHP自由使用をもぎとった志賀町議員の勇気ある闘いと大勝利
  ☆編集後記と次号内容の一部予告

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<創刊の辞>
 読者になっていただいたみなさん、ありがとう。そしてこんにちは。
 第1号発行の4月25日は、3年前の統一地方選挙の投票日で、戸田の当選し た日でもあります。
 「市民運動不毛の地」と言われ、組織や地縁のない新人が当選したことがない門真市で、転居7年目の労働者活動家にして組合員家族票わずか20程度の私は、「門真でかつてないやり方」づくめの市民派選挙戦術で辛くも当選できました。
 忘れもしない1313票、28候補中28位、次点の人とわずか29票差の当選です。
 あれから3年。当選半年後に助役が突如辞職して自殺するわ、私への懲罰・問責・辞職勧告・怪文書の猛烈バッシングが起こるわで大騒動となり、結果として「懲罰回数日本一・HPアクセス数日本一」の市議に自分がなろうとは、当初は夢にも思わなかったことでした 。
  (もちろん左翼・革新の市民派議員としてバリバリ闘おうと決意はしていたし、既存の議会・議員のおかしさはそれなりに知っているつもりでしたが)

 こうなればこれも天命と思って活動に邁進していきますが、その際、常に肝に銘じておきたいのが、「自分だって議会や行政のことを良く知らなかったんだ」ということと、「選挙や議会ばかりが政治ではない」ということです。

 「選挙のひとつも出来ないようでは世の中変えられん」と、思うようになったのは30代になってからで、それ以前は「選挙なんて」と馬鹿にしていただけでした し、ようやく「地域に根付いた変革のために選挙に出る」と決めてからでも、自分の所の議会の実態も議員の名前や会派もろくに知らなかったものでした。
 市民にとって、議員なんて普段見ることもないし、特別のことがない限り名前も知らないし、役所や議会の仕組みなんて知らないことが多いのではないでしょうか。
 でも議員をやっていると、「知っていて当たり前」になるだけでなく、「議会 の常識・役所の常識」に知らず知らずに染まってしまいがちです。
 「普通の市民は知らない・知らされていない」現実を、「それは知られるようにしていないから・興味を持つようにしていないから」、と捉え直して「野球のルールを大方の人が知っているのと同様に、議会の仕組みと実態を大方の人が知っている社会」に転換させていきたい、そのために情報公開・発信を続けていきたいと、私は思います。

  もうひとつは、自分が26才にして初めて選挙に投票した時の空虚感です。
投票場の体育館に行く、順路に沿って進んで投票用紙に名前を書いて投票し、それでおしまい。
 当時の自分たちが「政治活動」として行なってきた様々な闘争・デモ・集会・・・(社会的影響力はゼロに近い自己満足運動だったかもしれないが)に比べたら緊張も張り合いも手応えも、な〜んもナシで、ほんとにスカみたいだった。
 その時に選挙に主体的に関わっていなかったからとは言え、体制側がしつらえたお膳の上で膨大な数の中の一員としてのみ数えられ、「政治家」にお任せさせられるだけのむなしさ。こんなものだけが「政治」と規定されている日本社会のおかしさ。この時の空虚感と屈辱感は今でもまざまざと思い出すことができる。

 少なくとも「民衆主体の政治」ってそんなもんじゃないだろう、選挙運動や投票行動だけに限定されるもんじゃないだろう、そんな思いを私は今でも固く持っています。
 だから私は「議会制民主主義を愛してはいないが最低限必要不可欠だと思っている」議員です。

  そんな初心を忘れずに、人間が対等・平等に尊重される社会の実現をめざす民衆運動の一端・一部門として、私は議員活動を展開していくつもりです。 「ヒゲ-戸田メール通信」はそういう私からみなさんへのメッセージであり、この時 代へのメッセージです。
 不慣れなことゆえ、記事選択や分量配分から文章・編集のスタイルなど何から何まで手探りで形成していく他なく、当分試行錯誤が続くでありましょうが、読者のみなさんには長い目で見守っていただくとともに、忌憚のないご意見ご感想 をお寄下さるようお願いいたします。
                  以上、発刊の辞といたします。

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☆今自治体が面白い。同時に、自治体がとっても危機に
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 自治体の首長は一種の大統領であり、かなり自由に自治体運営と政策展開ができることが改めて明らかになってきた。「誰がやっても同じ」ではなくて「誰がやるかによって大違い」なのである。
 その典型例が長野県の田中康夫知事、高知県の橋本知事、三重県の北川知事、産廃がらみのテロ襲撃に屈しない御嵩町の柳川町長であり、思想傾向は全く逆だが東京都石原知事である。
 (ただし石原慎太郎は、銀行課税の裁判敗訴で知事に嫌気がさして国政復帰を図るだろう。彼は「こらえ性のない権力者」であり、住民と苦労をともにする気はサラサラないのだから。)
 「地方分権」の考えと制度の親展と並行して、斬新な実行力のある人材を首長に押し上げて共同する住民パワーによって自治体を変革する展望が大いに開けてきたという意味において、「今自治体が面白い」。

 しかし、同時に自治体は未曾有の危機にさらされている。過去に例を見ない財政危機を根底として、それに脅かされながら、
(1)有事法制(戦争国家体制化)で政府の命令・指示によって憲法違反の戦争協力を強制させられる危険性。自治も分権もあったものではない。
(2)市町村合併フィーバー。「2005年3月末まで」と期限を切った国のムチ入れによって、03年・04年に真の「自己決定」とは無縁のさもしい合併騒ぎが沸騰していく。政府の狙いは地方リストラであり、新たな装いを持った中央集権化である。
(3)今年8月から「全国民に11ケタ番号をつけて生涯管理する」住基ネットのスタート。政府の国民管理の利便性のために自治体は何千万円もの出費と労力を強いられ、下請け機関化させられていく。
 以上の3つの危機が相互に絡み合いながら、今現に自治体に襲いかかってきている。これらをどう跳ね返して自治と分権の社会を構築してゆくかは、大きな課題であり、議員としては地域と議会で(6月定例議会が目前)どう取り組むかが問われてくる。

 合併問題については、戸田HPの http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/4/gappei/index.htm に、
 住基ネットについては http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/8/jukinet/index.htm に特集を作 ってありますからご覧下さい。
 有事法制問題についても近日中に特集を作ります。

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☆「守口門真合併」はまだ何も決まっていない!ホンマの話はココに・・・
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 上記のhttp://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/4/gappei/index.htm
<門真守口合併問題の裏表ニュース> に「ヒゲ-戸田通信4月臨時号」ウラオモテ
  ★ 「門真守口合併」のことはまだ何も決まっていません!
  ★ 合併作業の実態や経費の問題をちょっと考えてみましょう を掲載してありますが、「年3万円の経費削減のために500万円出せというのは、497万円の出費増で165年先までマイナスや!」という例え話が、「合併で市長や議員が 減らして経費削減できる」という宣伝の正体を見抜くための大きなポイントです。
 この臨時号をこの間駅頭配布や各戸配布し始めました。総計1万数千から2万枚規模で、連休明けまでには市内全域で配布したいと考えています。少しでも結構ですから配布お手伝いできる方はご連絡下さい。

 今後、ろくな情報提供もなく、合併のデメリットが住民に認識されないうちに、商工会議所などを中心に「合併を求める住民発議」(わずか2200名くらいの署名でOK!)を立ち上げ、それを受ける形で、6月定例議会で「法定合併協議会設置」を戸田と共産党以外の4会派の多数決でパタパタと議決して、合併推進体制になだれ込む危険性が予想されますが、まずは公明正大な情報提供と住民論議が絶対に必要です。

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☆合併問題、有事法制・憲法問題で市内各所で街頭演説します
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 およその予定として、4/28(日)午後・29(月)祝昼前以降、5/3昼以降と、特性自転車にスピーカーを積んで市内各地を回って街頭演説をやっていきます。
 例年5/3憲法記念日には大阪市内での集会に行ったり、キャラバン宣伝のお手伝いをしたりしてきましたが、有事法制が露骨に出てきた今年は、戸田としてはぜひ門真の人々に直接訴えたい、という気持ちが沸々と沸いてきました。
 本当は門真で市民集会を開けるようにならなければいけないと思うのですが、それに向けた一歩としてたった独りであっても、自転車をこいで訴えていきたいと思います。
 詳しい行動予定は、HP「ちょいマジ掲示板」に掲載していきます。

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☆選挙でのHP自由使用をもぎとった志賀町議員の勇気ある闘いと大勝利
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 この件については戸田の書き込み文章抜粋を以下に紹介させていただく。「左翼芸風」のアジ演説風文章をご賞味下さい。

★現下の滋賀県志賀町・町議選での砂川クンHP活用闘争は、「03年統一地方選挙が終わった後で政府主導でHP活用を認可していただくまで座して待ち続ける」側に身を置くのか、それとも「ただ今現在から人民主導でHPの自由使用をもぎ取っていく闘いを実践する」側に身を置くのかを、HPを見るものに鋭く問う闘いである。
 国政選挙における橋頭堡は既に突破者・宮崎学が作った。しかしこれは「宮崎学の遊びの相手をしたくないから目をつぶった」という言い訳も権力側には留保できる側面があった。だが今回は地方選挙でのマジな現職候補からの挑戦である。 砂川HPの実践実例が突破口になれば、来年の統一地方選挙では全国3000余自治体で、政令都市以外では市議会の59%・首長の18%、町村議会の49%・首長の23%、政令都市も含 めた全体で2300以上の選挙においてHP活用の地平が切り開かれるのだ。
 この2300以上という数字と、政府権力の目論みに沿った「ゼロ」を比べてみよ!

●選挙へのHP使用を現実に妨げているものは何か、と言えば権力弾圧の威圧に他ならない。理念で弾圧不当といくら思っていても、事務所のガサ入れ・名簿やパソコンの押収・各種の対応労力・・・を考えると既成政党はもちろん、「威勢 のいい市民派」でもそのリスクまではどうしても踏み切れないのだ。
 しかし我が砂川クンは、そのリスクに勇躍踏み込んだ。人的余裕など皆無の中 で、選管や警察から警告がきたらどうする、いきなりガサ・パソコン押収されたら どうする・・・・様々な不安要因を抱えながら決起したのだ。

●そういう「現実の危険性」の下で、しかも自宅駐車場に置いている車両を夜中に破壊されるという連続テロ攻撃とも対応しながら、インターネット世界と現実 世界で活動展開を継続するということがどういうことなのか、我が身に置換え て想像されよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほか詳しくは http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/1/6/sunagawa/index.sunagawa.htm

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☆編集後記と次号内容の一部予告
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 ふ〜っ!やっと完成した!  「なかなか机に向かえない」「文章作成にやたらと時間がかかる」悪癖を持つ戸田にとって、この作業もまた大変な苦しみだった。第1号でこんなに四苦八苦していて、「月3回発行」なんて大丈夫なんだろうか、5/5発行のためには5/3夜原稿完成か・・・、と早くも不安がよぎってくる。まあ、なんとかがんばろう。
 なんせ最初だから「創刊の辞」を書くのに身構えたし、文章も長すぎたかもし れない。2号からはもっと気楽に行かせてもらいます。

 次号には市内街頭宣伝・ビラまきでのエピソードや、「市民派議員のつぶやき」なんていう記事も載せてみたいし、有事法制問題やイスラエルの国家テロ問題も 取り上げてみたい。
 4/25と言えば、辻元清美氏への参考人招致の日でもある。戸田のとりあえずの見解は、「自由論争掲示板」http://bbs1.kze.ne.jp/hige-toda/ の <抗しきれずの辞職残念!記者会見での質疑応答で疑問拡大>などに表明しておきましたが、彼女にはぜひ政治復帰を果たして活躍してもらいたいし、そのための応援もしていきたいと思っています。4/25の国会でどうなるのか見守ります。

   それではみなさん、5/5の2号発行までごきげんよう!

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●詳しい情報は、戸田HPhttp://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/
 その「ちょいマジ掲示板」http://www.altoworld.com/bbs/higetoda/
    「自由論争掲示板」http://bbs1.kze.ne.jp/hige-toda/
     あの御注目記事はどこへ
        http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/sonogo.htm
    このHPの仕組みと効率的な見方
       http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/kaisetu.htm
 などをご覧下さい。

●みなさんのご意見・ご感想をお待ちしています。時によってHPや本通信で紹介させてもらう場合がありますので、非公開を望む場合はその旨明記しておいて下さい。
   戸田のメールアドレス;hige-toda@pop02.odn.ne.jp
   戸田HPの上記掲示板への書き込みもご自由に!
   FAX:06-6907-7730    
   郵便;〒571-0048 大阪府門真市新橋町12-18 三松マンション207

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