個人情報提出強要等、最低な守口市HP広報の驚愕!

( この問題については「自由論争掲示板」http://bbs1.kze.ne.jp/hige-toda/などでも論議され、新たな問題点も浮かび上がっていますので、そちらも合わせてご覧下さい。)

 自治体HPでの広報の見せ方はその自治体によっていろいろある。門真市HPでは「市役所 からのお知らせ」として広報の中の一部を文字情報として掲載しているが、広報全面の情報は ない。また広報を画像情報として掲載しているところもあって、こちらは広報紙面そのままを 見られるメリットはあるが、文字情報として記事を引用コピーすることができない不便さがあ る。
 さて、守口市HPの中の広報がどんなに最低かいうことについて、まず概要を説明し、次に 個別に詳しく説明していこう。
 次々と明らかになる驚くべき実態に、戸田は故松田優作の「太陽に吠えろ・ジーパン刑事」 での死にぎわの名場面での叫び、「なんじゃこりゃー!」の叫びを繰り返さざるを得なかった

★1:HP広報を見るためには、米国アドビシステムズ社(以下、アドビ社と略する)の「Adobe Acrobat Reader」(以下、「アクロバットリーダー」と称する)がインストールされているパソコンでないとダメとされており、これを備えていない利用者は同社のこのソフトの「無料ダウンロード」をしなければならない。               http://www.city.moriguchi.osaka.jp/contents/index.html

★2:そのためには、同社に対して利用者が「姓・名前・メールアドレス」を提出することが「必須要件」とされているのだ! ↓↓
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html      http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/register.html
 市の広報を見るのに、営利企業に個人情報を提出しないと見ることができない!守口市がアドビ社のキャッチセールスをやって個人情報売り渡しをしているも同然なのだ!
  なんじゃこりゃー!

★3;しかも驚くなかれ、このダウンロードの時間が30分から40分もかかるのだ!(97年購入の自宅パソコンで28分、01年購入の事務所パソコンでなぜか38分。ともにISDN、プロバイダはODN)
  なんじゃこりゃー! 守口市は通信会社の手先か!

★4;しかもこんなに苦労してインストールした「アクロバットリーダー」最新版の5.0バージョンで読み出した公報たるや、ものすごく写りが汚くて細かい字が判別しにくい。拡大して見ても、もとの取り方が汚いから効果無し。印刷しても汚く読みにくい、という最低さ。   http://www.city.moriguchi.osaka.jp/contents/osirase/pdf/0115/03.pdf
      (↑「アクロバットリーダー」保有の人のみ広報画面が見られます)
  なんじゃこりゃー!

★5:広報を読み出すのに(戸田程度の不慣れな人間までも幅広く「中級者」と呼ぶならば)、
 ・「中級者」でも「広報読みたいだけなのに何がどうなってんの?」ととまどい試行錯誤する時間がかれこれ40分。ダウンロードに30分前後で合計70分前後。
 ・「上級者」でもダウンロード時間はどうしようもないから最短で30分。
 ・「初級者」の場合はさっぱり訳が分からず四苦八苦して時間をかけても読み出せない可能性が極めて高い!    なんじゃこりゃー! 

(補足)★2;アドビ社への登録フォームでは、あえてチェックを入れないと、アドビ社からの宣伝メールが送られてくる仕掛けになっているし、「必須」でないとはいえ、職種や勤務先などの個人情報も問われているのは不愉快。     
    ★4;「アクロバットリーダー」4.0が入っていた戸田事務所パソコンではそのまま読み込めたが、3.0バージョンの自宅パソコンでは何故か読み出せなかった。     
    ★5;戸田の場合も挫折しかけた。「ダウンロード完了」となったのに、実際に使えるようにするためにはデスクトップ上にできたアイコンをダブルクリックして解凍してからインストールしなければならないことなど、どれだけの「初心者」に理解できるだろうか? 他にも混乱する要素はいっぱいある)
http://www.adobe.co.jp/homepage.html     
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep.html
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html
         など見てすぐ飲み込める初心者がどれほどいるか?

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 自治体のHP広報は、誰でも・簡単に・安い通信料で、見られるものであって当然のはずだ。 WINDOWS95のような旧型パソコンでも見られて、特に複雑なソフト無しでも見られるよう にしておくべきなのだ。ところが、守口市HP広報の状況は上記のような有様である。

 最大の問題は、市のHP広報を見るために「アクロバットリーダー」新型バージョンを保有 してない人は(HPにアクセスする人の少なく見ても7割くらいはそうだろうと推測できる。) アドビ社の宣伝HPにもって行かれて、「姓・名前・メールアドレス」という重大な個人情報を 提出させられ、それがイヤならばダウンロードさせてもらえない=HP広報が見られない、と いうとんでもない不利益を被る、ということである。
 自治体HPで画像ソフトのダウンロードを必要とするところもあるが、戸田の今までの体験 では営利企業に対して個人情報提出を強要されるようなHPは見たことがないし、30分も時間 がかかるダウンロードを強制されたこともない。守口市の不見識さは驚くべきものだ。
 こんな個人情報侵害の最低なHP広報に対して、利用者から苦情が出ていないとすれば、ほ とんどの人がHP広報を見ていない、見ようとしないからではないだろうか?これもまた情け ない話である。

 

          <以下に疑問点を列記する>

 (いずれ戸田から守口市に対して公開質問状を出すから、守口市は誠意ある解答を用意し、事態の改善を図られたい)

Q1:アドビ社は守口市HP広報にアクセスした利用者の大半から個人情報を得るという大変なメリットを得ているが、守口市はアドビ社とどういう関係にあるのか?利用者の個人情報提供料を得ているのか、それとも無償でアドビ社のなすがままに任せているのか?

Q2:守口市HP広報を設計した業者はどこか? そことアドビ社の関係はどうなっているのか? 守口市は把握しているのか?問い合わせする気はあるのか?

Q3:なぜこの業者のHP設計を了承したのか?実務的技術的な面でのHP開設当時の守口市の責任者の部署・地位・氏名を問う。
  広報閲覧者の個人情報提供に関して、この業者と守口市の契約はどうなっているのか?
  どういう確認をしているのか?市や市職員がこの業者から便宜提供を受けたことはないか?

Q4:守口市は「広報もりぐち」をご覧になるにはAdobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない場合は 、下のアイコンをクリックしてダウンロードして下さい。その後は手順に従ってAdobe Acrobat Readerをインストールして下さい。 」、
     http://www.city.moriguchi.osaka.jp/contents/index.html
  として、一営利企業のソフトでないと広報を見られないようにすることを正当だと思っているのか?

Q5:利用者がこの営利企業に個人情報を提供しないと、HP広報を見られないことを正当だと思っているのか?

Q6:今までアドビ社が個人情報を得たHP広報閲覧者は何名になるのか? 守口市はその人数を把握しているのか? アドビ社に問い合わせる気はあるのか?

Q7:守口市はアドビ社に対して、広報閲覧に関わって得た個人情報を全て破棄するように求めるべきだとは思わないか?

Q8:たかだかHP広報閲覧のために、ISDN接続でも30分から40分かかるようなソフトのダウンロードを強制するのは、閲覧者に対する不当過重な負担だとは思わないか?

Q9:このダウンロードのための通信料金について、「5分を上回る分」について、守口市に対して閲覧者から「支払い請求」を起こされた場合、守口市は支払いするつもりがあるか?

 

 この特集記事をご覧になったみなさん! みなさん自身が守口市HP http://www.city.moriguchi.osaka.jp/contents/index.html  にアクセスされて、広報を読む手続きをやってみて、その感想・意見を「ちょいマジ掲示板」「自由論争掲示板」などにぜひ寄せて下さるよう、特に守口市民のみなさんにお願いします。
「自由論争掲示板」などから紹介
  同ソフトで文字コピーできる京都府民だよりと全然ダメな守口市
  ただ、程度は違えど「HP広報閲覧に個人情報提出」は問題