2001年 3月11日 記載 ヒゲー戸田


部下の確認破って中東部長が情報隠ぺい・回答拒否を戸田に通告2/16

(ちょっと古いが今回の対情報隠ぺい部長バトルの直接原因について触れておく)

◎2/14児童課にてT係長と次の資料提出を確認(2/16までに)。
 @2/8段階での保育所入園申込者数
 A2/8段階でのその中の待機児童数
 B2/9段階での新年度4/1入園受け入れ予定者数(=弾力化部分を含んだ定員数)
   (総数と年令別・保育園別の表)
 C2/9での入園内定児童総数・・・・・これは双方が紙にメモし合うことで確認したもの。

 職員やT係長との話から判ったことは、
  ・12/20に保育園の新年度申込み締めきり。(・・・764人)
  ・→1月中に入所基準に合わせて優先度の調整をする。
  ・→2月になってから書面で選考する(必要に応じて電話などで問い合わせも)
  ・→2/9(金)に入園内定者決定がなされた。
  ・→2/13(祝日明けの火曜日)に各申込者に電話連絡して第1希望・第2希望のことや兄弟に
    からんだ事などで、入園の意思確認をしている対応に出たT係長があやふやな話をし、
    「4月に入園できないことが決まった(見込まれる)待機児童はおよそ何人か」という問い
    に「保護者との調整中で数字が出せない」などと言うので戸田が怒ったが、とりあえず、
    上記の確認になった。

◎ところが、中東部長が「資料出さない」と確認破棄を連絡してきた!
  2/16に中東部長から電話があって話してみると、「資料は出せない」という。部下がこれくら
 いはいいだろう、と議員と確認したことを上司が介入してきて破棄通告し、それならせめて出
 せない理由をメモでもいいから文書で示せ、と求めても「会ってお話ししたい」というばかり。

◎中東部長が、エエカゲンな言い訳をゴチャゴチャ言って済ませようとするのが判りきっていた
  ので、録音テープを用意して控え室で会うと(3時頃)、いきなり「テープを採るならお話しでき
  ません!帰らせてもらいます!」と横柄な態度。(コラッ、てめえが確認破棄して資料提出拒
  否の理由を文書でも示さないで、それが正当な公務というのならテープも拒否とは何抜かす
  んじゃ!)と思ったけれども、温厚な戸田は一応我慢して、テープを切って話に応じた。

しかし、中東部長の言うことは、
  ◆12/20締めきりで保育園申込者764人。これしか今は言えません!(ナニー!)
   待機児童数も新年度定員も、「申し上げられるところまで至っていません。」


どうだい?人をバカにしたこの役人的返答の数々

 街中の会話でこういう返答をしていたらケンカになるよな、まったく。
さすがはベテランお役人の中東保健福祉部長、絵に描いたようなお見事なお役人答弁を
次々に繰り出して、何を言っても「蛙の面にションベン」状態。以下に紹介しよう。

◇まだ申し上げるところまでいたっておりません。
 ←(戸田)議員の行政調査の妨害・情報の隠ぺいではないか?
 ▼そうではなくて今はまだ答える段階にない、と申し上げているのです。(繰り返し)

◇然るべき公式の場でなら言います。
 ←(戸田)「然るべき公式の場」って何のこと?議会のことか? 3月議会のいつか?
 ▼ですから然るべき公式の場のことです。
 ←(戸田)議会のことか? 3月議会のいつか?
 ▼それも含まれると考えます。
 ←(戸田)3月議会のいつか?本会議か常任委員会か、いつ答えるというのか?
 ▼ですから然るべき公式の場でお答えすると申しております。(具体的な返事無し)

◇今は作業中の段階ですので申し上げられません。
 ←(戸田)「作業」とは何を指すのか?12月〆切から今までどういう作業なのか?
 ▼希望者をできるだけ入所させるため最大の努力をしています。
 ←(戸田)だから具体的にどういいうことをしてきたの?
 ▼あらゆる方法で努力しております。
 ←(戸田)申込者764人全てを審査して2/9に内定したんじゃないの?
   審査の段取りについて言ってくれ。
 ▼最大限の努力を致しておるところです。(具体的なことは何ひとつ言わず)

◇まだ市長にも決済を上げていない段階ですから公表できません。
 そんなことが、単なる行政情報を議員にすら開示しない理由になるのか?
 ▼市長に決済を上げておりませんので。
 ←(戸田)市長への決裁はいつ上げるのか?
 ▼まだ上げる段階になっておりません。(問答繰り返し)

◇まだどの議員さんにもお答えしていないことです。
 ←(戸田)それがどうしたって言うの?この件を聞こうとしない他の議員のことは
   関係ない。戸田が議員として聞いているんだから答えるべきだ。
 ▼まだどの議員さんにもお答えする段階ではないということです。
 ▼議員だから何でも全て答えるということではございません。

  @ どう? あなたならこういう返答にどこまでガマンできる?


「それは脅しですか」と戸田を挑発して大ゲンカの部長の「蛮勇」

 上記書き込みのような「人にケンカ売っているとしか思えない」小役人答弁に終始して、確認
破りの情報隠ぺいを押し切る中東部長は、戸田が怒りの声で追求することを利用してある種の
「挑発」的言動まで弄してきた。

▲「戸田議員、そういう大きな声は私に対する脅しですか」と何度も何度も言うのである。
  自分が不誠実な言い抜けばかりしていて何を言うのか!

そして途中で、
▲「もうお話しできないのでこれで帰ります!」と宣言して控え室から出ていこうとする。

戸田が、「待って!これで帰るとはどういうことや」と咎めると、
▲「あっ!今私に『待て!』と言いましたね!『待て!』と怒鳴りつけましたね!」などと
  被害者ブリッコして騒ぎ出す。デタラメかまして逃げるヤツに「待て」と言って何が悪い
  とは思うが、当方が「『待って!』と言っただけではないか、どこが悪いのか。
 話をすり替えないでくれよ」と言っても聞き耳持たず。

 とうとう、議会事務局前の廊下まで大口論しながら移動して、しばらく続けるという大騒ぎ
 になりました。これが中東情報隠ぺい部長と戸田の2/16バトルの実相です。チャンチャン。


中東―中川ラインの職務怠慢を示すこれだけの証拠

1;待機児童解消計画(2000年4/1段階で7人に!・・・2001年4/1にはマイナス29人に!)
  の一環として、大阪東幼稚園での預かり保育枠35人を設けて1800万円の補助金も出
  したにも関わらず、

 @中川課長は、ここでの待機児童受け入れ状況について、「把握する」という意識すら持たず、
  戸田から10月・11月に追求されるまで、全く実状把握しようとしなかった。
  この際、「預かり保育における待機児童利用の定義」さえ、戸田からいちいち教えてもらわな
  いと判らないほど判断力に欠けていることが判明した。

 Aしかも両名は、この預かり保育枠が新設されたことを、公報などで知らせようとせず、窓口に
  於いても知らせようとせず、一般市民が知りようのない状態を作りながら、そのことを10月に
  戸田に追求されても全く反省しようとはしなかった。

 Bかかる状況の中で、大阪東幼稚園預かり保育での待機児童利用者わずかに7人という惨状
  が生まれ、これらとあわせて昨年4/1待機158人という結果を生みだした。

2;計画当初からの破綻にも関わらず、計画達成のための努力をした痕跡がない、即ち公務員と
  して当然の努力を何らしなかったことが歴然としている。

 @2000年1月から10/25までの間で、「待機児童解消計画の庁内での会議に関する文書」が
  全く存在しない。即ち、少なくとも文書に残す程度の重みを持った会議がなんと一度も持たれ
  ていないのだ。 (その後もないと推察されるー情報開示請求中だが・・)

 A「申込者が予想以上に多かったから計画に反して大量の待機児童が生じた」、というが、そ
  もそも保育所行政当局にとってそのことは、遅くとも2月段階で十分に把握できたことである
  にも関わらず、あえて計画修正をしないまま漫然と放置して4/1を迎え、その後も放置し続け
  たことが歴然としている。

 B中東部長は議会その他において、一貫して「計画の見直し・練り直し」を不必要であるとして
  拒絶し、「定員弾力化で待機児童解消できる」と明らかに不合理な答弁を行なってきた。
  現実を見つめ、誠実で適切な思考をする能力に欠けていることは明白である。

 C市が作成した「定員弾力化の努力をしていることを示す文書」というのは、なんとH9〜11各
  年度4/1の保育所の法定定員と(弾力化によって)増員させた現実の入園者数の表しかな
  いことが明らかになった。すなわち、あれほど苦し紛れに「弾力化推進」を言っていたのに、
  今年に至るまでも、弾力化のための計画書や会議録、保育園への要請文書も作らなかった
  ことが判明した。

 Dさらに中川課長は、「交付金交付した昨年1月頃以降は、口頭に於いても、保育園に弾力
  化推進の要請は1度もしていない」と証言している!(本年3/5)

 E中東部長は「待機児童解消の努力をしている」と述べ立てているが、その努力の痕跡を示
  す証拠はどこにもないし、部長も「努力」なるものの内容を何ら示すことができない。
  証拠もないのに虚偽内容を述べ続けるという点で悪質である。

◎以上の事から、中川児童課長が待機児童解消の保育所行政の直接責任者として著しく職務怠慢かつ能力不足であること、それを指揮監督すべき立場にある中東保険福祉部長が何らその職責を果たさず、事態を改善させない事に於いて同様に職務怠慢かつ能力不足であること、かつ積極的に行政情報の隠蔽を継続している点ではより悪質であることは明白である。

◎保育所増設をしないという東市長の姿勢が根本原因とは言え、国から5億3960万円もの交付金を受けて少子化対策ができ、「待機児童解消」が至上命題になっている以上、両名に通常の能力があれば、待機ゼロとは言わないまでも、かなり減少させることは十分可能だった。
 しかし両名は意欲的な工夫をするどころか、最低限なすべき事もなさず、情報隠蔽にのみ走って衆知を集めることを妨げた。
 その結果として昨年158人、今年もおそらく100数十人程度の待機児童が保育所に入れずに難儀させられ続ける。両名が門真市民にもたらした経済的・精神的損失は決して小さくない。(怒)