通知に従い、3/5本会議終了後の３時から、情報公開コーナーで3/2回答の説明と開示分文書
の提示をしにきた中川児童課長をバシバシ問いただし、途中から応援にきた中東保健副支部長
も合わせて問いただした。中東部長同席に時点からは、あとで言った言わないの話にならないよ
うに、情報課の松本参事も立会人になってもらった。
　以下はこの時に確認された事実と、問題課長・部長の対応である。
　　　　　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
☆「市が『定員弾力化』を推進していることを示す文書一切」で出てきたのは過去の入園者数
　 表のみ！！　　（2/16開示請求）
　（保育園増設否定の東市長の下では）　待機児童「減少（＝解消などできない）」の唯一の手段
　は定員以上に入園させる「定員弾力化」しかないから、それなりに必死に保育園への要請を強
　化したりしていると思いきや、なんと何の文書も出していないし、推進計画も、調査や集約も、
　文書に残す程度の会議も、な〜んにもしていなかった！！
　唯一でてきたものが、Ｈ10・11・12年4/1の「保育所年令別在園児数」表のみ。
　「H11年では定員785に対して843入れ、H12年には定員785に対して877入れた」 ことが判る
　だけで、そのH12年4/1で待機児童158人も出て解消計画大破綻したからどうする！と問われ、
　秋には共産党や戸田から厳しく追及され、国からの呼び出し通知もきたというのに、文書にな
　るような事はな〜んにもしていなかったのだ！！

☆各園への口頭での依頼すら、昨年冬以降全くしていないことも判明！
　 中川課長は、昨年冬の、小子化対策交付金を交付する前後に一度、口頭での依頼を各園に
　したのみで、計画破綻が明白になり追求され、部長も「弾力化で待機児童解消します」と答弁
　しているのに、4月以降も「市としての弾力化推進の努力」は何もしていないとしか言いようのな
　い実態だったのだ！「なぜ、重ねて依頼しなかったのか？」との問いに中川課長渋々答えて曰
　く、「重ねてしなくても既に了解してもらっているから」やと！
　　　（＊「中川渋々」は、戸田が「それは○○ということか」と何度も問いただして
　　　　　ようやく確認したことを示す。以下同様。）

◆「保育園の新年度定員（予定数）については言えない。調整中だから」、「新年度定員を記載
　　した文書は一切ない」、公文書としては存在しない」（以上中川渋々）
　　　戸田「公文書でない、という判断根拠は何か？」
　　　中川渋々「『起案』していないもの。決裁に出すまでもない、まだ出す段階でない文書」

★中川「現段階での待機児童数は、把握しているが文書では存在しない」
　 戸田「文書ではないが把握している、というのならその人数を言え。言わない理由はなにか？
　　　　 文書でないのなら決裁ウンヌンも関係ないではないか」
　中川・・・いくら聞いてもダンマリを決め込んで一切しゃべろうとしない。ケイサツ裁判用語に言う
　　　　　　 「黙して語らず」の状態！
　　＊これじゃ刑事と左翼活動家との取り調べ対決じゃないかよ！

◇中川「（保育園入園決定の事務手続き文書については）毎年作っていない」
　 戸田「手順書を全く作らないということは、ミスが生じやすいし、チェックもできない、そんな仕事
　　　　　をしているのか？」
　中川・・・・「黙して語らず」

▲中川「保護者に入園決定を通知するのは4月1日」
　戸田「保育園への通告をするのはいつか？
　中川「分かりません」（！！）
　戸田「分からないはずがないだろう。（児童課長が！）３月上旬か下旬か15日ころか、
　　　　 それでも言えないのはおかしいではないか」
　戸田「では去年と一昨年はどうだったのか？」
　中川「覚えていません」（！！）
　戸田「じゃあ児童課の係りにでも聞いてくれ！」

　　中川、戸田からは聞こえない情報課の電話からどこかへ電話して10分以上も中座したまま。
　　やがて3：35に中東部長が駆けつけ、電話の前で松本参事を加えて３者でなにやら相談
　　　　　＜3；48にようやく話が再開。出席者は上記３者と戸田＞

▼中川課長より前言訂正の申し出
　 中川「保護者への決定通知発送は、3/26〜27。例年これくらいで、今年も同様にやる。
　戸田「保育園への通告はいつか？」
　中川「去年は２月末。一昨年も聞いてはいないが同じ頃だろう。今年はまだしていない」
　戸田「去年まで２月末にしていたものが、今年は3/5本日でもできていない、ということやね。
　　　　 それで今年はいつ頃に保育園に知らせるのか？」
　中東「必死で作業している。情報隠ぺいはしていません。今はまだ言う時期でない、
　　　　 というだけです。」
　戸田「こちらが知りたい、というのにあんたらの勝手な判断で今見せない、というのは
　　　　 情報隠ぺいそのものではないか」
　松本「『公文書』の定義は、『職務上作成したり、取得したりした文書。係りの中で仕事上
　　　　 使っているもの』です。個人の勉強用文書などは除きます」
　　（戸田注；児童課の「係りの中で仕事上使っているもの」に新年度定員や待機児童数が
　　　　　　　　判る文書がないはずがない）

　　　　　　★注目！「情報を今言わない理由」を中東部長が大開陳！★
（戸田と中東部長の間で、言葉のすりあわせを何度かした上で、以下のことが中東部長の正式な見解であるを、松本参事立ち会いの下で双方が確認した）

中東見解！「待機児童（＝保育園入園の有資格者数）は、この数字自体が『行政の意志決定』
　　　　　　　に関わることであり、現在作業中なので作業が終わるまでは言えない」
　　（戸田注；当初は「決裁が終わるまで言えない」と言ったのだが、部長がなぜかこれの取り消
　　　　　　　　しを求めて「現在作業中・・・」に切り替えた）
戸田「ホホーッ！行政が把握している有資格者の数までもが『行政の意志決定』に関わるから
　　　言えない、ということでっか？ところでじゃあ、『作業は終わったが決裁は終わっていない』
　　　場合にはどうなるか？公開するのかしないのか？」
中東「市の施策として打ち出す以上、当然市長の決裁が終わってからでないと公表できないと
　　　 考えます」

　★★門真市ではその時々の行政情報・行政実状や、保育園入園定員すら「市長の決裁を
　　　　受けていない」と言いさえすれば議員にすら秘密にしていいというわけだ！
　　　　タワケをぬかすもたいがいにせえよ。

＜3/5対決報告の続き＞
中東情報隠ぺい部長曰く、 「３月議会でははっきり言います。言わないわけじゃないんです」
戸田「３月議会のどこでいうのか？」
中東・・・無言
戸田「3/15民生常任委員会でか？」
中東・・・無言・・・・「とにかく３月議会の中で言います。」
戸田「3/15民生委でもどうせ、『4/1段階待機児童数見込みはまだ言えません』とでもする
　　　つもりだろう。
中東・・・無言
戸田「あんたが情報隠ぺいしたおかげで、こちらは一般質問としての組立ができなくなったでは
　　　ないか。こっちは議員の質問活動を妨害されたのだ」

　＊中東部長はとうとう、「３月議会のいつの段階で言うのか」も「何と何を言うのか」も明らかに
　　 しないままだった。どこまでも「お役人答弁」が得意な人である。

「文書作成していません」から見せようがありません、と言う回答にはウソとゴマカシがいっぱい
潜んでしるので、当然にも不服申し立てをしていく。定型書面は特にないとのことなので、近々
作成していこう。（戸田が初めてだと思ったら、すでに別の件で2件申し立てがあって、うち1件は却下の結論も出されているとのこと。どんな事案なのか、これも公開請求しました）

◎保育所行政についての更なる公開請求はこれだ！
　�@　2000年4/1より現在に至るまで、「待機児童解消」に関わって市が作った文書資料の全て。
　　　（計画案・会議記録・主計表・起案書・要望書・メモなど全て）
　　　　　＊ただしすでに戸田に開示されたものは除く。
　�A　現段階で4/1よりの各保育園ごと・年令ごとの、保育園入園定員（「弾力化分」含む）が判る
　　　 文書の全て
　�B　H12年度及びH13年度の、児童課が作成した予算要求見積書（査定結果の書き込みも含
　　　 む）のうち、保育所関係部分
　�C　2000年12/1段階、2001年2/1段階それぞれにおいての、待機児童数がカウントできる文書
　�D　保育所のへの入園選考の過程、内定、保護者への連絡調整、保育園との連絡調整など
　　　 が行なわれたことが判る、2000年12月〜2001年3/7までの文書・メモ・リストなど全て
　�E　保育所入園に関わって、2001年2月9日及び2月13日に行なわれた業務を示す文書。

　悪質な情報隠ぺい行政に対する戸田の開示請求は、行政の実態を丸裸にして把握できるま
で、「20や30の規模ではなくて、200や300の規模で」断固として、今後仮借無 く行なっていきます。当然個人情報へのシール貼りなどそれへの対応作業が膨大に増えるわけですが、職員の
みなさんはどうしますか？残業が必要になった時に残業するもよし、「そんな残業やってられへんわ」と正当に残業拒否をして、作業の原因を作った管理職らにお任せするのもよし、です。
管理職は残業手当が付きませんし、市費の支出を抑えるのにはそれがいいかもしれませんね。

＠職員が「胸を張って仕事できる」職場に早くしていきたいものです。
　 戸田へのご意見、「アドバイス」あればご遠慮なくお寄せ下さい。秘密厳守します。