■保育施策改善のための住民主体団体の結成おめでとう!

2004/02/04 戸田 (ちょいマジ掲示板書き込みより)


 吉村さん達公立保育園の保護者4家族6人の参加で「門真保育を考える会」の旗揚げが成功裏になされたとのこと、おめでとうございます。今後の活動に大いに期待が持たれます。戸田としても全力で応援していきますから、ともに頑張りましょう。

 戸田の保育園問題についてのこれまでの取り組みについては、
◎みんなで変えよう!門真市の子育て・保育園行政 ↓
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/1/kadoma-gyo/hoikuen/index.htm
にありますが、一言で言うと「東市長の頭があまりに古すぎる(母親が家で子どもの面倒を見るのが当然だという固定観念、共働き家庭や片親家庭への無理解と冷淡)ために、保育政策がさっぱり改善されない」のが門真市の状況です。

  これに加えて議会の自民党系保守与党の緑風クラブや志政会の議員達も市長と似たりよったりの考えの持ち主達であり、これらの会派は全て男性議員ばかりで(!)、しかも戸田や共産党議員とは違って共働きをしながら保育園への子どもの送迎をしたことなんか全く経験したこともない「恵まれた」人間ばっかり!
 (もしそうでない議員がいたら教えてね。議員になる前に勤め人をしながらの定期的
  な送迎ですよ!したことある人いる?)

 そのうえによそでは保育園充実に熱心なはずの公明党も門真市ではさっぱりで、入園できない家庭の苦労や仕事と送迎の両立の苦労などを議会で取り上げることもなく、言うことと言えば、「民間保育園に較べて公立保育園は人件費コストが高い、だから民間に移行せよ」という下らない主張を毎年繰り返すだけ。保育時間の延長や保育園の施設改善など戸田が議会で見る限り一度もしたことがない!
 こういった連中が、保育園の不足や不十分さで幼児やその親の市民を苦しめている元凶です。そのことを戸田はハッキリと言っておきます。

 こういった連中による悪政を覆して改善させていく力の源泉は何と言っても住民の立ち上がりです。これがないことには行政は改善されません。
 ただ門真市では、これまで住民の立ち上がりが大変弱い状態が続いてきました。そのために、意識的な市職労の職員が住民の課題を背負って運動の中心部を担わざるを得ない、という状況も続いてきたように思います。

 それはやむを得ない事情として理解できる面もありますが、同時に市職員が中心を担 うが故の弱点も併せ持たざるを得ません。その弱点というのは、

(1)上司である課長部長に、当然助役や市長にも強烈な批判言動と批判運動がしに
   くいこと。そのため運動の水準を「職員としての許容範囲内」に納めようとしがち
   になってしまうこと。

(2)議員に対する具体的な活動点検や批判の言動をしにくいこと。
   与党議員から運動分野所管やその職員所属の部課長に対する追及や嫌がらせ
   (議案承認や議会質問なども利用したりして)の可能性を考えるならば、戸田や
   共産党という野党議員の活動を取り上げるにしろ、与党議員の運動への非協力
   や敵対実態を公表するにしろ、要するに議員の実状公表や議員との公平な連携
   に腰が引けてしまうこと。

などです。
  そういった点では、自分達の要求の正当性を自覚するがゆえに行政にも議員にも遠慮することなくモノが言える住民主体の運動団体は、たとえ少数からであっても今までにない成果と住民の結集を図っていけるものと思います。

 それぞれに仕事や諸々の事情を抱えてのことなので、大変なことも多いとは思いますが、みなさんの意見の発信自体もひとつの運動であって、必ずなにがしかの思いを同じくする住民の心に届くのだという確信を持って、運動を継続していっていただきたいと思います。

 昨年は「門真史上最大の住民運動」と言える総勢3376名による「第2京阪道路の公害調停申請」が起こされました。また「合併反対!門真市民の会」では現在約140名もの市民が「合併反対!氏名公表」に応じてさらに拡大の勢いが増しています。
  「住民運動不毛の地」と言われてきた門真市にも住民意識変革の波は押し寄せています。
  ともに頑張りましょう。