■保育園探している方、民間幼稚園でも夕方まで預かってくれますよ!

 市長やその取り巻き、与党議員の考え方が古臭いために保育園の数が不足で放置され、保育園に入れないで泣かされている世帯がいつも数百規模存在している門真市ですが、実は近年は、多くの民間幼稚園で保育園と同じ時間帯で夕方まで子どもを預かってもらえるようになっていることがあまり知られていません。
 子どもを預けるところがなくて困っている方は、ぜひ民間の幼稚園にも手を広げて問い合わせしてみて下さい。

(●なお、幼稚園の場合は「保育」施設ではなくて「幼児への教育」施設ですから 、
  保育園とはいろいろな違いもあるし、園ごとの教育方針もあります。料金も含め
  て詳しいことは各幼稚園とお話しした上で選択して下さい。)

 民間幼稚園としては、少子化の中で旧来の方式だけでは経営が苦しくなるという事情もあるし、また地域のニーズを取り込んで各種の子育て支援を積極的に行なうことを通じて、幼稚園としてより高度なスタイルへの発展を図っていこうとする意欲も旺盛なようです。
 これは幼児を抱える保護者にとっては大変ありがたいことです。

 門真市の私立幼稚園の側から今年7月に各議員に出された文書の中にも、「子育て支援資源としての私立幼稚園」と題して、

1、就労家庭の子育て支援

 @預かり保育・・・早朝保育や放課後の延長保育を実施
      (*戸田(注) ここで言う「放課後」とは幼稚園での通常の教育終了後
             の夕方までの時間帯のこと)
 A学童保育・・・・小学生低学年の放課後保育の実施
とあります。

●民間幼稚園での「預かり保育」機能があまり知られていない原因は、

 @保護者の側で、「子どもを預けるのは保育園」という観念が強くて、民間幼稚園の
  方まで気が回らない。

 A民間幼稚園が「通年的な預かり保育」を開始したのは近年のことなので、広く一
  般には知られていない。
  民間幼稚園というと「料金が高い・共働きや片親の家庭とは無縁なもの」という
  イメージがまだ強く残っている。

 B行政の側ではこのことを全くと言っていいほど市民に知らせていない。
   (市民感覚とかけ離れた「縦割り行政」の典型でもある)

  ▼「幼稚園は教育施設」だから、教育委員会の管轄であって、保育所を管轄する
   「保健福祉部・児童課」で扱うことではない。
  ▼しかも「民間幼稚園は大阪府の管轄」であり「民間企業」だから門真市が扱う
   ことではないし、その運営内容も関知しない 。
  ★従って、市民が保育園についての相談や申し込みに来ても、保育園の空きがな
   くて困っていても、市民から聞かれない限りは民間幼稚園での預かり保育の存
   在を知らせない。そもそも市の職員は民間幼稚園のことをよく知らない。「責任
   を持った紹介ができない」から簡単な紹介すらしない。

 C民間幼稚園側としては、広く市民に知らせる手段を(まだ)持っていない。せい
  ぜい各幼稚園ごとの口コミやチラシ程度しかない。
  市の広報等を通じての幼稚園紹介・入園案内にしても、「最初から幼稚園を求めて
  いる保護者」に預かり保育を紹介するだけで、「保育園を求めている保護者」の注
  意は引かない。

         ・・・・・というようなところでしょう。