■相談行動;

「保育園入園不可の連絡は4月に」の改善で電話問い合わせOKに

 5月に相談があって6月2日に役所と話をして改善確認したことです。遅れましたが紹介します。


 「保育園に入園できなかった場合の連絡が4月に入ってからでないとできない、というのでは非常に困ります。もっと早く連絡してもらえるようになりませんか。」、という相談がありました。
 なるほど「児童課保育係」からの「保育園に申し込みをされている皆様へ」という文書(平成12年12月付け)には「なお保育所への入所が内定したお子さんについては、平成15年2月10日(月)以降に順次連絡させていただきます。また内定できなかった方は、こちらから連絡できませんので2月20日(木)以降にお問い合せ下さい。入所できなかった方には4月に通知します。」と書かれています。

  なぜこんなことになっているのか、児童課の課長に聞いてみると、

@最終決定を3/25にした。(税金の申告書類を持ってきてもらわなければならないの
 で、それが3/20前後あたりからでしかできないので、どうしても毎年この時期にな
 り、これよりも早い時期での最終決定はできない)

@新規入所だけでなく、継続の人も含めて毎年1800人くらいの入所・継続手続をまず優
 先させて3/25以降の短い期間に一挙にしなければならないので、入所の通知を出すこ
 とで手一杯で、入所できなかった人への通知まで3月中に出すことは事務的にとうて
 い不可能。
ということでした。

 児童課課長としても、「入所できなかった人が4月になってからやっと知らされることの不都合は分かるのですが・・・(事務作業としていかんともし難い)」、ということだったので、それならば、3/25決定以降、せめて電話での問い合わせには応じることを戸田が提起して、課長も当然ながらこれには同意。
 そこで、次にそのことを保護者にも知らせておくための文書改善を戸田が具体的にその場でひねり出して提起し、課長も基本的にはこれでいいでしょうということで合意。

●これで来年度からは、3/25最終決定以降の電話での入園可否の問い合わせができるこ
 とになりました。
 保育園に入所できるやらできないやら、3月末から4月初めに郵送されてくる通知で
 しか分からない、特に入所できない人は4月の何日かになってから初めてダメだった
 ことを通知される、ということは来年からはなくなります。

  戸田が提示して役所も基本線で合意した改善文書は以下の通りです。今年の12月には この内容が「保育園に申し込みをされている皆様へ」に追加されるはずです。


 「諸般の事情で最終選考は例年3月25日頃になります。その結果の通知は4月1日付けで種々の書類と共に郵送させていただきます。なお、入所の可否についてのご本人からのお問い合せは電話でも受け付けいたします。」


●文書でも口頭でも、保護者にとって分かりやすい説明がなされることが大事です。