戸田から見ての問題点を提起し、役所に改善を要望

 「道路公園管理課・維持係」の職員の説明を聞いて、戸田は以下の点に問題を感じたのでそれを指摘し、改善を求めました。みなさんの意見も聞かせて下さい。


1;幼児や児童にとって遊具はとても重要なものだが、「道路公園管理課・維持係」は
 遊具のあれこれの知識は持っていても幼児児童の発達についての専門知識は持ってい
 ないのだから、「危険遊具の廃止選定」については、幼児・児童教育関係者(幼稚園・
 保育園・学校・子供会)や当事者たる子ども達や達親から意見を聞くべきではないか。
 新遊具の選定や、「遊具を設置しない選定」についても同様。

2;「30年も40年もたって老朽化した」のであれば、代替措置も込みで計画されるべき
 ではないか。
 確たる理由があって設置された遊具を、「1年も2年も不存在になる」とか「場合によ
 っては廃止されたままになる」という想定で撤去すること自体が、検討不足ではない
 か。

3;「地域自治会と話をして了承を得た」ということは、「自治会を通じて子供会にも話
 が伝わっているはずだから、子どもや親達の意向も反映している」と見なすのが市の
 行政手法のようだが、これで本当に住民に情報伝達して合意を得た、と言えるのだろ
 うか?
  自治会未加入の住民の意向は全く問われていないし、自治会加入住民でもとりわけ
 子どもやその親たちに話が十分に伝わっていない所も多いのではないか? 自治会長
 と役員だけでの合意になってしまってはいないだろうか?  

4;現実には「ある日突然公園から遊具がなくなってそれっきり」と感じている親子が
 多いのではないか? 簡単なものでいいから公園に遊具撤去に関しての理由の説明や
 復活見込みなどを記載した掲示は出した方がいいのではないか。

5;「遊具がなくなって公園がスッキリした」、「この方が低学年の子どもも事故の心
 配なく安心して遊べる」、「子どもの数が少なくなったので遊具はこの程度でいい」
 という「自治会からの意見」は妥当なものだろうか?
  子どもの年令によっても、その公園の広さや環境によっても、それぞれに違った意見
 が存在するはずだから、役所はいろんな立場のいろんな人々の意見を聞いてみて、さ
 らにそれらの意見を公開して、もう一段住民の間で論議を深められるような設定をす
 るべきではないだろうか?

●公園の遊具というのは、自分の子育て経験から言っても、とりわけ幼児・低学年時期
 にはとても大切なものだ。
  事故の起こった箱ブランコはやむを得ないとしても、「遊動円木」、「回転ジム」、
 「廻転器」、「廻旋塔」などの廃止は納得できないし、それで子どもが遊んだ楽しい
 時間を思い出すと、とても悲しい気持ちがする。