<戸田の解説談話>

 論点を整理しますと、4会派が言っている、「多数決に従わない」、というのは全くばかげた話です。
12月3日の議会運営委員会で共産党が提案した、疑惑解明のための百条委員会=調査委員会の設置案、というのを否決して調査委員会を設置しなかったわけです。 そしてそのような流れとして、その決定に従って12月議会は行われました。

 共産党は、別に議会でこれを妨害したりしたわけでは全くなく、ただ自分自らの見解として、あのような調査委員会設置否決の決定はオカシイという批判姿勢を堅持しているというだけであります。 このことをもって「多数決に従わない」とか言って断罪するのは「反対意見を表明すること自体がけし からん」、「一旦決めたらみなそれに従って、反対意見の表明すら許さないと」こういう、およそばかげた、まさにスターリン主義と見まがうばかりの論法であり、全くお話にならないことです。

 それから、「疑惑解明に一貫して背を向けてきた市長与党」とはまさにその通りであって、これにイチャ モンをつけるのは、まさに本末転倒といわなければなりません。

★また、こういうふうに4会派が文句をつける、というのは、逆に言うと、共産党が出したビラが、大変高 い反響効果を持っている、持っていた、ということの証明でもあろうと思います。 なお、当初公明党が言ってたらしい、「公明主導で懲罰、とか、あるいは公明党だけ議員の名前を出して いる」とかについては、全く今回は、表立っては触れておりません。

 つまり、4会派は3/24当日ほの見えた公明党と他3会派の「温度差」を調整して歩調を合わせ、共産党 を攻撃する、議会言論を圧殺する、というところでの共通点を作り出して4/19議運での共産党攻撃をやった、と思われます。 また、このビラの門真民報ビラの表面についてだけ攻撃しており、裏面で例えば公明党主導に触れてい ることとか「真相解明への妨害」、「不当な懲罰許さず」ということについては一切触れていません。

 また、「警察で白黒つくまで議会では、汚職や腐敗の追及をしないのか」という大変鋭い指摘についても 全く言及していない、という姑息なやり方をしております。今回の共産党への攻撃が共産党だけに対するものではないし、今回限りのものでもないはずです。 主導的な公明党だけでなく、緑風クラブも志政会・市民リベラルも、口を極めて共産党の言論を攻撃し「民主主義のルールを破った」とデッチアゲたことは、今後に重大な危険性を予測させるところです。

 「民主主義とは多数決のこと」と固い信念をお持ちの大本幹事長が、次期議長に選出されるのではないか、という予測もある昨今、議会の正常化を進めるためにはさらなる闘いが必要とされるでしょう。 最後に、以上の報告以外の資料として、ヒゲ-戸田通信3月臨時号もご覧下さい。



 ニュース多し、ご注目!4会派の驚くべき新妄言・共産党攻撃・市HP・合併話
                           
       日付: 2000/04/20  名前: ヒゲ-戸田

  昨日は、午前が「合併行革特別委」 3時から議運、その間に「合併推進議員連盟」 23議員が大阪府の担当者から合併話の説明を受けるなど、たくさんのことがありました。

 中でも議運の後半には、反省することを知らない4会派が、共産党の不当懲罰批判の「門真民報」号外に猛烈なイチャモン攻撃、「多数決で決まったことは、批判することすら許されない。それが民主主義のルールだ」、などという非常識も極まりない暴論を吐きまくりました。
 今までのイチャモンからさらに常軌を逸したこの暴論は、「多数決の結果に批判を持つ」ということを、「多数決の結果の結果に従わない」と言いなして排撃する(実力行動したわけでもないのに)という呆れ果てた代物で、まるで昔の「スターリン型共産主義」理論そのもの(=決定された以上は少数は多数に従い、文句を言ってはならない)

 反省なき4会派がさらに議会改悪に走る危険性有り、と捉えざるを得ません。市民に事実を知らせ警鐘を鳴らすために、平気でこういう妄言を吐いている議員の実態を戸田の傍聴メモから全面公開していきます。    ◎「当面のご注目」にも特集として取り上げます。