「多数決の結果に文句言うな!」と共産党を総攻撃。これが4/19議運の実態だ!

 後半が共産党に対する攻撃です。(参加者に配られた、議会運営委員会協議事項と題する書面には、「議会運営について、その他」とあるだけ。しかも議運の副委員長である石橋議員(共産党)には議事内容を教えないという姑息なやり方。悪企みのある時ほど秘密性を強める、というのが通例である。しかしこんな会議でひとり2500円の手当が税金から出るのだから呆れるね。)
  <以下は戸田のメモに依ります。赤字部分は、ほぼ発言そのままの重大部分です>

 午後3時開会:市長挨拶30秒ほど。

大本議運委員長(志政会幹事長):役選控えているのでかねての懸案事項を協議したい。市のホームページ開設についての議会の対応や控え室の事、情報公開条例 への取り組みなど協議頂きたい。

風議員(公明党幹事長);インターネットは、会派ごとの開設、検討を提案していた。公明党としてPHSとかパソコンを入れている。インターネットに接続したい。早く結論を出してほしい。

石橋議員(共産党幹事長);懸案事項のメニュー、口頭だけではなしに、メモを示して検討するべきだと思う。その上で協議したらどうか。

青野議員(公明党);部屋の割り振りも検討頂きたい。

今田議員(緑風クラブ);7月1日から、情報公開条例スタートする。議会として、どう参画するか諮っていきたい。

石橋議員;協議事項の整理。この場で結論が出ないものもあるだろう。会派持ち帰りで計っていきたい。

風議員;もっともですが、既に持ち帰りしたものの現状はどうでしょうか。ある程度論議した上で持ち帰りして欲しい。

大本委員長;石橋幹事長の意図は?

石橋議員:事務的にも検討を必要することが多い。インターネット接続は当然だけれども控え室の事、情報公開への対応など、事務的な事の検討も必要。

風議員;役選控えて、今できるものがあれば、なるべく速やかに勧めたい。現体制で、どこまでやっていくか、ということですか。

大本委員長;今だ結論を得ていないものを再検討する。任期中に片づくものがあれば進めていく。市のホームページの進行はどうか。

田村(市長広報室)室長;3月末で、ホームページの内容が完成しました。今は内容の更新や準備を進めています。

風議員;議会の分も予定してもらっているんでしょうね。

田村室長;議会についてはこれから検討課題として置いています。議会の方でどこまでされるか決めて頂きたい。

風議員;当然入れて貰えるものと思っていた。他市のホームページを見ると写真を入れるなど分かりやすくしているが、門真ではどう考えているのか。他市では議事録や日程紹介をしている。門真でも当然市のホームページでも、議会のことを載せていただけると思っていた。どう検討していけばいいのか。

田村室長;内容充実は、開設したあと進めていきたい。議会の内容はどこまで入れさせて貰えばいいのか、独自ホームページでリンクするのか、市のホームページに含めていくのか、まだ未定です。

大本委員長;議会として話し合っていく、ということです。部屋割についてはどうだったかな。

議会事務局長;三階の議員控え室の面積は、一人あたり、平均 7.5平方メートルです。標準は、リベラル3人で今の一部屋が標準です。

大本委員長;どうしたものか。総入れ替えになるし、予算面も必要だし。

今田議員;人数多いところほど、備品も必要で、面積は更に苦しくなる。余裕のある部屋も欲しいところです。

石橋議員;単純計算通りは、難しい。工事済みだし、エアコンも付けた。均等化すると、抜本的なことも必要。財政のこともある。将来の庁舎改築を含めて考える必要がある。簡単に触われる問題ではない。

風議員;うちとしては、本当に切実な問題。財政の面をあるが、よろしく。

大本委員長;公明党は、一人あたり5平方メートル、無所属議員は、一人あたり21平方メートルある。代表者会議でも、腹割って話していきたい。次、インターネットの接続の件。

  (「この件ではいつでもお譲りしますよ!」−戸田)

今田議員:電話回線どうするのか。各自負担で回線ひくべき。これだけはこの場で決めるべき。

石橋議員;技術的な事、分かる人いませんか。ファックス回線でインターネットはできないか。各派の通信料は、各派の調査研究費で負担すべき。新たな回線は必要なのか。

風議員;以前聞いた時、市役所の分と分けるのは難しいと聞いた。うちは、PHSでやることにした。役所の回線は使わない。

大本委員長;市の専門家に調べてもらいたい。

風議員;各派ごと、独自にひくのは無理と思う。

藤田総務部長;回線の件、検討させて頂きます。

大本委員長;詳しく調べて下さい。

風議員:できるだけ早く。

大本委員長;これだけは任期中にというもの。腹を割り会った話を協議会なり代表者会議でしたい。ほか意見ありましたら。

★★これからが問題の部分!★★

(*部分は戸田の内心のツッコミ)(4会派の暴論と石橋議員の悠然たる対応を比べて下さい)

秋田議員(緑風クラブ);門真日報のビラの件。懲罰決議について、いかにも不当なものと書いている。このまま放置できない。市民が疑念を抱く。正当な委員会の結論をねじ曲げたもの。

大本委員長;石橋幹事長ひとことを。

石橋議員;そういう認識は持ってない。我々の見解を述べるのは当然のこと。

秋田議員;「疑惑解明について、一貫して背を向けたもの」というが、市の調査報告があった。可能な限り手を尽くしたものだ。議運でも了承された。石橋幹事長も出席しているし、特に異論も述べていない。

石橋議員;あれこれ言われる筋のないもの。

秋田議員;きちんとした説明を聞かせてほしい。

風議員立場・見方が違うというが、既に議決されていることを否定しているのはおかしい。福田議員の反対討論、助役人事に全く関係ない内容だった。

高枝助役;捜査2課にも行って話を聞いた。捜査は打ち切る、ということだった。庁内で捜査して結論を出した。

石橋議員;風議員が言うのは、人物論以外では反対するのはダメだという意見だと思うが、私らはそうは思わない。(助役人事の)前提の部分言わないと、私らは意味がない。見解の相違が埋まらない。

風議員議決されたことに反対してビラ出すのはオカシイ。

  (「反対の意見出すのは自由じゃないか」―戸田)

石橋議員;何を「議決」、というのか。

風議員;議運の議決の事。問題なのは、「疑惑が明らかになった」、という発言だったが、門真明報では「疑惑にふれただけで」、という間違った記述をしている。福田議員は、反対を・・・・あえていつまでも(前助役を)個人攻撃する真意を聞きたい。

大本議員:他にあれば。

青野議員;号外は、4会派と名指しされ言われているが事実じゃないものがある。12月議会で、調査委員会を設置しなかったと攻撃するが、12月3日の議運で調査委員会設置しなかったものだ。四ヶ月も経つのに蒸し返して、市民を混乱させる。何の意図か。納得できない。

植田議員(市民リベラル)見解の相違で片づけたら、正常な議会運営が出来ない。休憩動議は、「今の発言に関して」、と言った。理由はちゃんと言っている。

  (*そんなんだけで動議の理由説明になるんかい?)

議会を空転させたと言っているが、それは事実と違う。我々は、収拾しようとした。看過しかねる。

今田議員;福田議員も、新聞報道されているではないか、と言っていたが、いかにも疑惑が存在するかのように言った。これを不穏当発言といわずに何というか。

(*汚職疑惑は「解明されないまま」「存在」しているんでしょ? 今田議員自身、12月議会で「真相究明がされていない」と言ってたよね。「突然の不可解休憩」の後で「自発的に」発言削除したけど・・・)

8時間ほ折衝したにも関わらず福田議員が自分の言い分に固執した。

  (*責任転嫁もたいがいにして下さい。)

大本委員長;他には。なければ、石橋幹事長。

石橋議員;それぞれ言われたが、こうしたことがあったという民報の記述は事実である。百条委員会設置を提案したが、議運で否決された。空転の責任は共産党にあると言うが、そうは思わない。根本的に違うと言わざるを得ない。「汚職疑惑が明らかになった」というのは、事の経過を述べただけである。あれこれ言われたとしても見解が違うとしかいいようがない。

風議員;多様な意見があるのはいいが、多数決を否定されていると思われる重大な問題です。

石橋議員;歴史の中で見ていると、多数決で決まったことが正しいとは限らない。

風議員;多数決で決まった事は、少数は多数に従うのがルールだ。

  (「それじゃまるでスターリン式の民主集中性じゃないか」と戸田ヤジ)

大本委員長多数決の議決に従わないとしたら大きな問題。それが民主主義のルールや。その点をはっきりしてもらわな、絶対にいかん。石橋幹事長、その点、はっきりしてさせてもらいたい。ゆゆしき問題だ。

  この段階で3時44分

(*共産党が、調査委員会設置せな議会の進行に協力しないぞ、と妨害したのならともかく、議運決定通りに行動した上で、批判は批判として継続することをもやめさせようとするファッショ思考のどこが「民主主義のルール」だ?非常識もたいがいにせいよ。)

石橋議員:議員の発言の権利、権限を含めて考えると、法が多数決の前に通用しないということでは無いはず。懲罰そのものが不当、という立場に立っている。見解の相違だ。

風議員:議員の発言権は大事だが、それと多数決に従うかどうかをすりかえてもらっては困る。

  (*「すり替えている」のはあんたでしょ、風 古波さん。)

石橋議員;さきほど答えた域を出るのは難しい。

植田議員「市の内部調査において、なんら問題はなかった、という報告だけで、よしとする与党四会派は、議会としての真相解明についての責任を放棄するものです」と書いてあるが、そこまで書くか!ここまで4会派をこきおろすか。

  (「どこがおかしい?その通りじゃないか」―戸田)

 見出しでも、「疑惑解明に一貫して背を向けてきた市長与党」、と書いてある。支援者に、そうなのか、と突っ込まれ誤解を受け困る。

(*助役事件の件では議会で質問ひとつせず、論議もせずに助役をかばい、懲罰攻撃に加担してばかりいる植田議員よ、あなたが支援者に疑問を持たれるのも当然ではないか。)

 今後、こういう問題をどう考えるのか。これは意見でよろしい。なんぼ言っても一緒やから。

風議員:多数決に対しても、明確な答弁を貰えなかった事は明白だ。別の場所で、はっきりさせていきたい。

大本議員民主主義のルールに対する重大な違反であることははっきりさせておく。

(*おーこわ。門真4会派でしか通用しない「門真4会派式民主主義ルール」を振りかざして、5月臨時議会・6月議会の運営をさらに改悪する悪企みが進行しそうな危険性を感じます。なんせ風幹事長も大本幹事長も「実行力のある」方々ですから・・・)

 これで議運は終了しました。(3時50分)