戸田からみなさんへのお願い

                                   06年10月10日

 戸田逮捕事件に対する1審の8/24判決は、公安当局の筋書き追随で有罪をでっち上げた不当判決ですが(労組仲間の合法的有志カンパ計90万円と、うっかりミスによるその記載漏れを「450万円の違法献金事件」に仕立て上げた)、多額の罰金を科しただけでなく、「公民権停止2年」をつけました。これは戸田に対して、

 ● 門真市議会から即刻追放する。

 ● 来年4月の市議選への出馬を禁止する。+●判決から2年間立候補を禁止する。

  というもので、すなわち

  門真市民が選んだ議員を国家権力によって議会から追放するものです。

 まさに、門真市議会で戸田に懲罰策動を繰り返した自民党や公明党ら与党4会派がなし得なかった事が、権力弾圧を借りてなされようとしています。

 (戸田は現在も議員として活動していますが、控訴しなかったら8/24判決で即刻議会から追放されていたところです。)

 これに対して戸田の側は、真実に基づき無罪を獲得すべく大阪高裁に控訴しており、現在は 書面準備中で来年に第1回控訴審が開かれる見込みです。

 しかし、控訴審で全力で闘うのは当然としても、近年司法の右傾化は激しく、丁寧な審理を 重ねてくれるのかどうかは、予断を許しません。

 (酷い場合は第1回法廷で即結審を宣言して判決日を指定し、何も法廷審理をせずに1審通りに有罪にする裁判官もいます。)

 こういう危険性を跳ね返すには、高裁の裁判官に丁寧な審理を促す世論の高まりが必要です。特に戸田事件場合は、「議会からの追放」というあまりに度はずれた地裁判決の処分を是正させる門真市民を中心とした広範な市民の声を高裁に突きつけていく必要があります。

  ※自民党橋本派の1億円献金不記載事件では議員は誰1人逮捕も起訴もされず、宝塚市長の場合は1200万円の記載漏れでも報告修正で許されているのに、戸田の場合は90万円の記載漏れ(それも当時の事務員が出した数字を疑わずに収支報告書を出した結果)で逮捕・3ヶ月拘留して議会追放とは! 「法の下の平等」原則にあまりにかけ離れた異常事態です。

 以上のことから、みなさんに次のことを特にお願いします。

1:「議会から戸田議員の追放をさせない10/28門真市民の集い」にぜひ参加して下さい。

    講演・報告中心の第1部(3時〜5時)のあとの第2部の懇親会(5時半〜7時。会費千円で軽食と飲料)にもぜひ続いて参加して下さい。

2:高裁あての「要望署名」にご協力下さい。

    (議会から戸田を追放をさせる「公民権停止」判決を戸田に科さないよう求めるもの)

  年内に1万人を目標に集めて高裁に提出する予定です!

☆ みなさんのご協力、よろしくお願いします ☆