「戸田市議はなぜ当局に狙われたか」 魚住 昭

          「議会から戸田議員の追放をさせない10/28門真市民の集い」 講演レジュメ

1)世界連帯労組の関西生コン支部を応援する理由
  ・独特の共同性のあり方
  ・労働者だけでなく中小零細企業経営者とも連帯してゼネコンやセメントメーカーと対抗していく発想の新しさ。 従来の労働運動にない新しいもの

2)武さんのカリスマ性と戸田さんの戦略
  ・大上段の理想を説くのではなく、日常生活を大事にしながら、自由と連帯を求めていく

3)関西生コン支部の運動が持つ、全国的な広がりの可能性。
  ・関西生コンの協同組合路線の成功に対する当局の警戒心

4)戦前の共産党が徹底的に弾圧された理由〜共産主義イデオロギーの吸引力
  ・時代は変わって、関西生コンの独自の理念の吸引力  

5)微罪逮捕   
 ・立川のビラ配り逮捕  公安警察が運動を潰すために適用した形式的な法律違反   
 ・公安当局の内部事情  過激派、オウムといった摘発対象を失い、行政改革という名のリストラを恐れる気持ち
 ・国策捜査と冤罪事件の違い

6)東京だけでビラ配り逮捕が頻発する理由
  ・石原都政に対する警視庁の迎合
  ・当局内部の組織的な変化  「権力機構内部でのハト派官僚の敗北」。

7)住民同士の連帯感の希薄化
  ・労組の組織率の急減
  ・商店街の崩壊
  ・地域共同体も含めて国家と個人の間にある中間共同体の崩壊
  ・住民意識のの変化を当局が利用 8)マスコミ報道の問題点
  ・メディアの本質  官僚組織即ち国家発の情報をそれ以外の階層・階級に伝える媒体
  ・ニュース価値・商品価値のある情報を流すこと。

9)時代はファシズムへ
  ・新たな人と人とのつながりを生活基盤の上につくるムーブメント
  ・情報発信戦略の重要性