■喜多候補分と政治コム氏の総論


◎喜多候補:場所:ナントカ公民館
           (ごめんなさい。名前忘れました。結構大きいトコ)

 途中から入ったのですが、キャパが大きい公民館の半分以上は軽く入ってました。 100くらいかな?年齢層も意外に広い。
 同年代とは言わずとも、30前後の男女もチラホラ。

 僕が入ったときは、ちょうど硲議員が演説する寸前。「言いたいことを、ほとんど先に言われちゃいました」と前に演説した方を指して言っていたので、詳しい政策などに触れた演説は聴けずでした。残念。
 印象的だったのは、今西議員が職員の給与30%カットという公約を、市職員の票離れを防ぐために撤回したとの事。市役所の前では「カットしません」他所では「カットします」の二枚舌だと批判。
 僕も色々聞いた所、どうやら事実じゃないかという話。これはかなりマズイよ今西候補。「売り」がなくなっちゃうでしょ?

 喜多市長は、相変わらず口下手で、どうも内容がよく読み取れない。
 でも、聴衆はなんやかんやで拍手喝さい。
 最後は、これまた口下手な小さいおじさんが出てきて(少々微笑ましいくらい)、シュプレヒコール。
 これは、相当盛り上がった。
 やはり、現職強しか。

 最後は、やっぱり娘さんが出てきて、声を枯らして応援を呼びかける。
 関係者の方で、涙されてる方もいました。それにつられて、涙声でお願いをする姿勢に僕もちょっと感動しました。美人だったし。
 これまた術中にはまる。

 やっぱり若い娘さんが涙声で応援をお願いする姿は感動してしまいます。あれは、選挙の作戦としては、非常に有効なんですね。なるほど誰も彼もやるわけだ。僕も、政界に進出するときはあの作戦で行こう。(笑)嘘です。

 


 まあ、こんな感じです。ってどんな感じだ!と思うでしょうが、こんな感じなんです。
 正直、なかなか予想は難しいですね。大どんでん返しもあるか?って感じですが、僕の個人的予想では、やはり、現職一歩リードか、といった感じです。
 まあ、とにかく最後の最後まで、各候補、正々堂々闘ってもらいたいものです。

 その正々堂々ってのが無いのが選挙戦ですね。
 前にも書きましたが、僕はこれまでまったく政治に興味のない若者代表みたいな人間だったんで、「へぇー、選挙ってこんな感じなのかあ・・・」と、正直ちょっとびっく りしています。

 もっと、大局的に見た政策論争みたいなものがメインになってくるのかと思いきや、そうでもないんですよね。
 もちろん、それぞれ政策は打ち上げていますが、どれも一面的なものばかり。
 市民に提示する情報は自分の論を組み立てるのに、有利なものばかりをセレクトするって感じです。
 だから、全員の意見を聞くのではなく、誰かひとりの意見しか聞かなかった人は、「ああ、なるほど。この人の言うのがもっともやわ。」と思ってしまうもんなんです。
(これが一番上手いのが今西候補)

しかも、政策も相手候補との単純比較がメインなんで、どうしても他社批判的側面が強い。(この方法をとってるのが、土川候補)

 そして、結局選挙で一番重要なのはどれだけ支持母体が分厚いかということに結論づけられてしまうもんなんですね。(これで強いのが喜多候補)

 こういう選挙の現状の中で、うちみたいな他所者メディアの重要性っていうのを本当に実感しました。
 他にも色々、こういうサイトが出てくれば面白いのになあ。
 そうなれば、できるだけ公平に、とかじゃなくて、「うちはここを応援する、オレはあっちを応援する」みたいな感じで、メディア間で論争とかになって自然と盛り上がっていくんじゃないかなあと思っています。