●門真との合併に疑問を持つ守口公明党のみなさんへ● 守口公明党の中には門真との合併を良いと思わない方々が少なからずいらっしゃると聞いております。その方々への戸田からの訴えです。どうかお聞き下さい。 さて、「巨大な権力は腐敗する」という言葉にもありますように、公明党が地域においてこれ以上巨大になることが必ずしも良いことではないと感じている方もあろうかと思いますが、上に書いたように、門真との合併をすれば、好むと好まざるとに拘わらず、合併市の公明党は「議席占有率が楽々半分、その気を出せば6割(34議席ならば20人当選で議席占有率59%)」という「巨大な支配力」と言ってもよいほどの「権力」を得ることになります。 市政において、日常の生活において、おごり高ぶらず腐敗せず巨大な権力に見合っただけの責任をしっかりと果たして、公明党支持以外の人々との要らざる摩擦を起こさず、全体を導いていけるだけの成熟を合併市の公明党がしていると言えるのかどうか。 「議席占有率5割前後」というのは、全国どこにもない異例中の異例の「公明党王国」の誕生です。たしかに全国・中央の公明党から絶賛される大成功ではありましょう。しかし、急激で巨大な成功がかえって組織の腐敗や崩壊につながってしまうことがあり得ることは数々の歴史の教訓でもあります。 問題の根幹は、現行の選挙制度や低投票率によってこその「議席占有率5割」であって、全住民の中の実際の支持率は2〜3割という実態は変わっていないというアンバランスにありますし、仮に実際の支持率が増大したにしても、それはそれで実際の多数派である非支持者の住民との摩擦を広げる要素が大きいということにあります。 「本当に守口市を愛する公明党の人々」にとって、この合併が望ましくないことの根幹がそこにあるではないでしょうか。 現在、守口公明党は、「地域事情によって喜多か今西のどちらでもよい」ということになって、実際には喜多への投票が多そうという話しですが、この選択はどちらも守口市を消滅させる不毛な選択でしかありません。 今西氏を支えているのが国策として合併推進をしている自民党であり、合併の面では積極的な推進派である民主党であることが、その何よりの証拠ですし、今西氏自身が「来年9月の合併議決」を目指して進行中の「合併列車」を止める市長権限の発揮を全く言わず、そもそも「合併反対」とは文書でも公式の場でも決して言おうとしないことが、その証拠です。 ■門真との合併を阻止するのは、土川への投票しかありません!喜多候補や今西候補 それではこれにて。 |