体力と言えば、72才喜多市長も大変らしい

 「健康不安」が言われている今西候補よりさらに4才年上、72才の喜多候補もこの炎天下の選挙戦は大変らしい。
 従来まではろくに街頭演説もしない「殿様選挙」で楽勝してきただけに、前回より4才年を取って、「3種の神器」の自民党・「連合」も付かない、公明党も表だっては動かない、支援議員は澤井議員と自分が仲人をした津島議員くらい(少なくとも表だっては)という「裸の王様選挙」への転落はつらいものがあるだろう。

 陣営の中では、「現職市長の強みをアピールするためにもっと出歩かさせなければ」という焦りと、一方で「この暑さの中歩かせてもしも倒れたら元も子もない」という心配とが交錯しているらしい。

 それにしても、たかだか選挙本番の1週間すら健康を気遣われるような高齢者では、この先厳しい市政の舵取りが「体力気力充実の下で」出来るわけがない。
 そしてまた、合併した場合に合併したが故の諸問題が噴き出してくる可能性が強い10年後、15年後あたりにはもうほとんど生きていないであろう。少なくとも政治的責任 を取る立場にあるはずがない。

 要するに、喜多市長が72才のこの段で「守口消滅(合併)」を実行するということは、合併初期の諸問題に対しても、しばらくしてからの大問題に対しても、全く責任は負わずに(負えずに)引退かあの世行きになる人が、今や将来の守口の人々に「取り返しのつかない」ものすごい影響を与えてしまう、ということでもある。
 守口の人達はそれでもいいの??