☆戸田が7/14メルマガで書いていたことを紹介

 旬刊メルマガ;ヒゲ-戸田メール通信 vol.29(2003.7.14発行)

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☆進展急な合併話、それを阻むチャンスの9月守口市長選

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 「守口門真法定合併協議会」は予想通りの形式的進行で、合併進行への特急路線を進んでいる。7/1から発行された「協議会だより」でも、事情をよく知らない人が見たら、まるで合併が既に決定されたかのように思ってしまう書き方で溢れている。

 まさに合併が既定事実であるかのように大方の市民を誤解させ、市民の間で合併の是非についての論議が起こらないようにして進めようというのが推進派の一貫した手法なのだが、それをブチ破る大きなチャンスが、この9月7日投票の守口市長選である。

 現段階で出馬表明しているのは現職・合併積極推進の喜多氏だけ。対抗馬が出遅れているのが気がかりなのだが、もし「合併絶対反対!」(少なくとも今進められようとしている両市合併には反対)を掲げる候補者が出て勝利したなら、堺市・高石市合併話と同様に、合併は消滅することになる。
 税金と労力の浪費を現時点で最も効果的にストップさせて、本来行うべき抜本改革に向かわせるのに、これほど望ましいことはない。

 最良なのは市民派的にしっかりした反対派で、知名度もあって広範な支持を得られる人だが、そういう人材がいるのかどうか。
 いないとすれば「当選までは無理でも合併反対の声をできるだけの票にする」ための革新・市民派・共産党陣営候補か、革新色が薄くても「わがまちのために真剣に合併に反対する」ための与党陣営反主流派候補への大同団結・勝手連で必勝を期すか、そもそもそういう候補が出るのかどうか。
 一般市民の関心度合いが、合併話においても市長選挙においても低調な現状があり、時間も非常に限られているが、もし「合併反対!」を明確に掲げる「勝てそうな候補」を出せたならば、市民の関心が一挙に高まる可能性がある。

 守口市の三浦さんはもちろんのこと、門真市の戸田としても、この夏は守口市長選挙を通しての合併反対運動で日に焼けることになるだろう。