公明党にも支持してもらえず!喜多市長「裸の王様選挙」に大苦悩

▼「殿様選挙」から一転して「裸の王様選挙」に▼

 やはり守口公明党は、「喜多市長も今西議員も支持せず、自主投票」を8/28に組織決定した。「衆院選で同じ政権与党として共闘する自民党と市長選挙で争うのはまずい」というのが主たる理由のようだが、支持者内部では「今まで喜多支持だったのになんで?」というとまどいも相当ある模様。
 戸田としては「合併したら日本最大の公明党王国=喜多市長は公明党丸抱え候補」という宣伝がボディブロウになったと思っている。

 いずれにしても、前回までは「連合」(民主党)・公明党・自民党の「組織選挙3種の神器」をそろえての「殿様選挙」だったのに、今回は自民党が早々と今西支持に回り、あと2つが「自主投票」で要するに「支持せず・できず」となって、「どの政党にも推薦も支持もしてもらえない!」、全くの「裸の王様選挙」にころげ落ちてしまったのだ!
 (組織的に支持してくれるところといえば、「現職市長としての顔のきく」いわゆる
  「町のボス連中組織」や「業界筋」だけということになる。ああそれと親戚縁者
  達ね。)
 「これでは当選できない!」、と喜多陣営の中枢では相当に危機感を募らせているらしい。悲鳴を上げている、という話しも伝わってくる。8/27公開討論会での精彩のなさが支持者の間にも失望を生んだという事情もあるらしい。

 もともと、

1;「市財政傾けて16年の72才」なのに、市民の苦しみを尻目に

2;「自分は退職金総額約800万円」を受けて、

3:「守口市を消滅させ(合併)て、さらに退職金約800万円(合併して守口が亡く
 なったら任期が1年半だけだから)をせしめて合併功労者として名を残すための立
 候補」
なのだから(ひょっとして合併新市でも市長になりたい?!)、全く厚かましい話しではないか。「権力しがみつき型老害」の典型と言ってもよい。

 「ノーモア喜多さん」、「ノーモア72才・16年支配市長」というのが一般市民でも市の職員でも多くの声ではないかと思う。喜多氏はこれ以上権力の座に居るべき人ではない。