☆佐々木氏や土川氏の話に感動感涙で結集100人が燃えた!

 決起集会では、ゲストとして箕面市で市民派市議2期をやって3年前に市長選に出馬して惜敗した藤沢さんが「共産党が別候補を立てた箕面と違って今回の守口は勝機が十分にある。地方から政治を変える大きな一歩を守口で進めてほしい。私も全力で応援する」という力強い言葉があった。

 次の元共産党守口市議の佐々木芳輝さんの話は、先代の木崎市長時代の思い出と実績を縦横に織りなしながらの情熱を込めた弁舌で、戸田も何度も感動で涙するほど熱のこもったものだった。

 政治思想は違いながらも、木崎市長が本当に「市民の先頭に立つ市長」、「国会議員出馬の誘いには目もくれずに市長として死ぬ」覚悟をまっとうしたこと、そしてまたそういった木崎市長の名声へのコンプレックスの現れとして、喜多市長が「木崎を超える」ために豪勢なハコもの作りで自分の「実績」を残そうとしたという分析、30年前は社会党公認で市長選出馬し、今は合併推進の「自民党お抱え」候補として出馬しようとしている今西議員の変転の数々など、佐々木氏ならではの弁舌で聴衆を引きつけつつ、今回の市民派と共産党、そして郷土を愛する保守・無党派の人達との共同の意義と必勝の必要性を説いてくれた。

 土川氏は約20分に渡り堂々と、そして情熱と誠実さを込めて出馬を決断するいきさつと絡めて喜多市政の市民への冷たさ、住民自治への甚だしい軽視を厳しく批判しつつ、市政改革の方向性と政策プランや合併すべきでない根拠などを語り、「守口を守るために敗北は許されない。自分は200%、300%奮闘するからぜひ皆さんも全力で支援してもらいたい」と訴えた。

 つき合いの長い三浦さんや戸田の目から見ても、出馬決意をして以来の土川氏の「成長」は日に日に目を見張るほどだと思う。彼は本当に自治体のトップにふさわしい器量と大きさを持った人材であることを、この日も実感させられた。

 「土川の話を初めて(じっくり)聞く」人も多かったこの決起集会で、「よしっ!これなら勝てる!この候補のためなら力を出せる!」とみなが感銘を受け決意を固めたことがひしひしと感じられたことが、戸田としては嬉しかった。