香川知事選報告記2;

これは凄い選挙だ!8/11戸田は共産党議員と熱烈共闘

 知事選挙での市民派候補者は「たたら(多田羅)譲治」という人。詳しいことは、宮崎学親分のキツネ目組HP  http://www.zorro-me.com/miyazaki/index.html のここ
 http://www.zorro-me.com/2002-8/020804.html を見て下さい。

 こういう画期的状況の中で、候補者カーは本人と若者中心で、もう一台使える政策カーは共産党が中心になって担当して、という割り振りで回っていますが。戸田は政策カーで共産党の県会議員の樫昭二さん(なんと現在香川県議会で共産党はたったひとりだけ!)と高松共産党市議の多田ひさゆきさんと一緒に回りながら、街頭演説を重ねていきました。

 県議に樫さんは、多田羅と高松高校時代の同級生。1968年大学入学で樫さんは共産党に進み、東大法学部で全共闘の中に入っていった。前回、共産党候補と多田羅さんは知事選で争ったが、今回共産党が候補を出さず、多田羅さんを断固支持する勝手連の形式でものすごく頑張っているのは、思想は多少違っても高校時代に培われた人間的信頼感がひとつの土台になっているのだろう。大変よいことである。

 戸田と共産党県議・市議も大いに意気投合してたっぷり半日演説共闘を行なった。
 共産党議員は共産党の名前を出すのを極力控える気遣いぶりで、戸田も共産党の出馬断念を「県民全体の立場にたった大局的判断」と褒め称えると同時に、「社民党も、そして小沢一郎の自由党までも多田羅支持に回っていますよ」という幅広い支持ぶりを知らせた上で、「8/25に多田羅投票で香川に市民革命を起こそう!」「県民のみなさんは8/25知事選投票権というプラチナカードを持っているんですよ」、と訴えまくった。
 この「市民革命」・「プラチナカード」という言葉は共産党の人に大好評だったが、手を振ってくれる人も結構多かった。今までの選挙と比べても「かなり手ごたえが多いですね」というのが経験豊富な共産党議員さんらの分析。

 ただし、香川県はこのかんずっと知事選投票率がわずか3割代という状況。今回も「今知事選挙期間中で8/25だ」ということ自体を全然知らない、意識していない人がかなり多いのが現実。知っている・関心を持っている人々の間で多田羅人気が増大してきたが、まだまだ不足という段階で、県民に「今すごいことが起こりつつあるからあなたも一緒に参加しよう」と知らせていくことが一番大切だろう。