長野県知事選報告1:田中知事と良識ある県民の「静かな勝利」になると思う 戸田 - 06/8/6(日) 18:48 -

 8/2(水)夜の須坂市個人演説会参加から8/5(土)早朝の松本駅出発までの3泊4日に渡る、 戸田の長野県知事選支援行動で見たこと・感じたことの報告と分析をこれから何回かに分けて 展開する。
 もう投票日になってしまい、数時間後には投票結果が明らかになるので、「後出し予言」に なってしまいしまわないよう、今のうちに戸田の予測を書いておく。  (自治体改革という意味で門真市政に関係が深いと思うので「ちょいマジ」で報告)

 投票結果は、ひと言で言って田中知事側の勝利になると思う。
 これには、「そうでなければあまりにも情けない」、「長野県民の良識は、いくら田中バッ シング宣伝が激しいとはいっても、旧来県政逆戻りの村井自公候補を知事にするはずがない」 、という願望も一体になっている。それは率直に認めておく。
 長野現地では、「新聞社のアンケート調査の結果、大票田の長野市や松本市で村井候補優 勢」などが報道されているし、街を歩いてみても「知事選が盛り上がっているとは見えない」 状況があり(広い長野県で選挙に使える宣伝カーは2陣営でたった4台だけだから「いかに も選挙」という雰囲気がしにくいし)、田中陣営の選挙事務所に「地元住民が連日大勢詰めか け、熱気ムンムン」と言える状態ではないようだ。
 田中陣営の街頭や屋内の演説会では、市民派であれ何であれどこの選挙でも見られるよう な熱気を持った叫び的な投票訴えや危機感強調は、戸田が見た範囲ではなされておらず、知事本人が静かに語るパターンだった。
 有名人を呼ぶことも全くしないし、県内外の支援議員がズラリと揃って支援演説するとい うこともない。
 支援者が「桃太郎部隊」を作って各地で練り歩く、といういうこともほとんど絶無らしい。
 「電話かけ」もごく小規模にしているだけで、「電話作戦」と言うにははほど遠いようだ。

 片や村井陣営では、報道によれば、有名人を呼び、大人数を集めて気勢を上げるというパタ ーン。当然大規模な電話かけやビラ配布、口コミ宣伝もしているはずだ。
 企業ぐるみ、労組ぐるみ、団体ぐるみ選挙をしていることは言うまでもない。
 デマ宣伝満載のビラ、81市町村そのものや市町村長全体が全部味方に付いているかのよう な虚偽宣伝ビラも平然と大量配布されている。
 こういう状況を見ると、「市民派型選挙」や「手作り選挙」を体験した人間から見ても、 「県知事選でこういう状態で大丈夫か?」という不安が湧いてきても不思議ではない。
 そして「新聞社のアンケート調査で田中知事不利」と報道されているのだ。  
 しかしそれでも戸田は、「派手な動きはしないけれども、多くの良識ある県民が静かに確信 を持って田中知事を支持しているはずだ。田中落選=旧来型知事の復活は望まないはずだ」 と考える。
 田中バッシングの宣伝は非常に執拗で広範囲なので、楽勝はできないだろうし、投票率も 高いとは言えないだろうが、田中知事の改革実績と村井候補のデタラメさ(典型例として「長野県は無くなってもいい」、「借金も財産だから限度ギリギリまですればいい」など)からして結局田中知事の再選になるはずだと、戸田は考える。

 ※最終日午後11時より長野選対事務所での「車座集会in長野」は「投票日直前とあってすさまじい熱気に圧倒される」状況とのブログ報道あり。
 http://www2.diary.ne.jp/user/136761/